イラスト日記

2002年 8月


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台風15号

29th Aug.2002  


大型で強い台風15号は、今年5つ目の九州に接近する台風だ。
例年九州に接近・上陸する台風は2〜3個程度なのだが、今年はまさに異常。それもみ〜んなすれすれで避けて通る所が、妙におかしい。
とはいえ、この台風のおかげで、今週の予定は大幅に狂ってしまった。本当なら今週は撮影三昧だったんだが、この暴風雨のなかじゃ撮影なんてできっこない。このしわ寄せは来週以降にかかってくるんだろうな〜。困ったもんだ。


エースをねらえ! ファイナルステージ

20th Aug.2002  


「エースをねらえ!」もいよいよファイナルステージに突入した。
「エースをねらえ!」「エースをねらえ!2」が比較的原作の流れに沿った形でストーリーが展開していったのに対して、このファイナルステージは制作者のまったくのオリジナルって感じだ。原作の一部を取り込んだシーンもあるにはあるが、肝心のキャラクターが、まったく原作の意図を無視している。
主人公の岡ひろみは、原作では恋に流されたりしないのに、アニメでは腹立つくらいに愚かな女で、宗方コーチの教えはどこへやら。男の尻を追いかけて、親友に借金までしてニューヨークに飛んでいくのだ。これではコミックのファンは納得しないね。
全般に出崎統の「エースをねらえ!」は意訳や歪曲が多い。テニスの試合シーンも奇をてらった演出で、テニスのなんたるかも分かってない。
ファイナルステージは「エースをねらえ!」というよりも、そのオマージュ作品として見なければ、頭にくるものだった。
最後に。やっぱり岡ひろみは高坂真琴。お蝶夫人は池田昌子じゃなきゃね〜!


エースをねらえ!

17th Aug.2002  


WOWOWでは今「エースをねらえ!」の集中放送があっている。
「エースをねらえ!」は茉莉のコミックの原点だ。ぼくが漫画を描き出したのも、すべてこの漫画のおかげだといっていい。
ぼくはこの漫画から「一所懸命生きること」を学んだ。なまじな文芸書より哲学的で、何回読んでも感動できるコミックだ。


べアール様の誕生日

14th Aug.2002  


今日はエマニュエル・べアール様の誕生日。37歳になられた。
う〜ん。まるでよく熟れた果実が発酵して香しい薫りを発するかのような、熟女の魅力だ。
べアール様のシネマはまりのえはまだ全部観た訳ではないが、いちばんべアール様らしかったのは「エレベーターを降りて左」というフレンチコメディだ。
そのプッツンぶりがもう最高。しかも見せる見せる。パンツいっちょでマンション中を闊歩して、おっぱいだって惜し気もなく曝け出す気前のよさに脱帽。ストーリーはよくある勘違い三角関係ドタバタコメディだが、深刻さのかけらもないのがフランス映画らしくなくてよい。これは必見だ。
話題になった「美しき諍い女」は、文藝超大作ってところか。画家とモデルの真剣きわまる対決が、リアルに、そしてスリリングに描かれている。同じ絵を描く者として、そこまでモデルに打ち込める画家が羨ましいし、一度はそうなりたいと憧れる。日本では「シネマのヘア解禁か」と、低次元で話題になった作品だが、そんなヘア程度に発情するようじゃこのシネマを観る資格はない。もっともDVDでは巧妙にボカシが入っていて興醒めだったが。
これからもべアール様の活躍を期待しよう。ついでにまだ観ていない作品の前制覇も頑張らねば。


天使とデート

11th Aug.2002  


久し振りに福岡の天神を徘徊。いつものパターンで紀伊国屋書店に寄ったところ、エマニュエル・べアール様主演の「天使とデート」のDVDを発見。以前LDで発売されていたものの、もう絶版になっていて手許にないので速攻でゲットした。帰って早速鑑賞。う〜ん。やっぱりべアール様は最高にイカす!
この「天使とデート」はハリウッド製ではあるが、まりのえから言わせればストーリー的にはきわもの恋愛物のドタバタコメディので二流映画だ。それをかくも麗しき印象深い映像に仕上げられているのは、すべてベアール様のまさに天使のような美貌のおかげである。まりのえが始めてべアール様を見たのはこの映画で、ぼくは一発でノックダウンされたわけ。特にこの映画では天使らしく見せようってんで、逆光をたっぷり使い、目一杯ライトをあてて、べアール様に透明感と神秘性を与えている。
やっぱりべアール様最高っす〜! とかく悪い噂の多いわがまま女優という話しだが、べアール様にならオモチャにされて遊ばれて捨てられても本望だ。


夏コミ前の修羅場が人ごと

6th Aug.2002  


今週末からはイベントの大祭、コミケだ。本来なら今頃は新刊発行に向けて修羅場ってなけりゃいけない頃だが、今年は引っ越し騒動が長引いたせいもあって、新刊は出せずに終わった。ちなみにコミケでは「新刊出なけりゃ切腹」らしい。選考もちゃんと本が出てるかどうかはポイントというから、こりゃ冬のコミケはピ〜ンチって感じ。
そんなこんなで、まりのえはこの時期のほほんとしていられるはずだが、他の同人娘のみなさんのコピーのお手伝いで今週は結構ハード。
昨日から今日にかけて、徹夜組を含めてシコシコと、うちのコピー機と一緒に働いた。


悲しい出来事

3rd Aug.2002  


「まりのえさん、実のなるプラントがほしいっていってたよね」
と、友人がパイナップルの実のついた鉢植えをプレゼントしてくれたのは、2週間程前の事。その鉢植えがパイナップル頭の可愛い奴で、しかも10月には実が熟すっていうから、毎日せっせと世話をしていたのだ。ところが今日、うちのバルコニーの上で日なたぼっこをさせてる時に、風に煽られて鉢植えは床に転落。哀れパイナップルはもげてしまった。が〜ん。ショック。収穫楽しみだったのに〜。なにより好意で鉢植えをくれた友達に申し訳ない。