イラスト日記

2002年 7月


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お姫様チェア

29th Jul.2002  


やっぱり反動がきてしまった。本当はもう少し我慢する筈だったのに、ぶち切れのあおりで前後の見境なく買い物に走ってしまった。
以前から欲しかったローチェストにお姫様チェア、そして冷風機。まりのえの新しいアトリエはロフトつきだが、エアコンがそこには付けられないので、夏はもう地獄のような暑さ。せめて冷風機で涼をとらねば茹だってしまう。それでなくても最近はあまりの暑さに、ふかふかの新しいベッドを避けて、床の上で雑魚寝する日々が続いているのだ。これじゃ健康にも悪い。お姫様チェアにしたって、まりのえはカメラのプロでやっていくつもりだから、いざ撮影の時に気の利いた椅子のひとつやふたつないと話にならないじゃないか。
まあそれは口実だが、とにかくなんでもいいから言い訳つけて、買い物をしたかった一日だった。


プレゼン週間

27th Jul.2002  


今週一週間はプレゼンばかり、しかもガリバー企業から地方ショッピングモールまでよりどりみどりだった。
まりのえはプレゼンは嫌いだ(好きだという人はいないと思うが)。最近の厳しい景気のおかげで、プレゼンも完成度の高さを求められる割に、時間も予算もないのだ。プレゼンはオーディションのようなもの。実際の仕事に結びつく確率が低いのに、こちらのリスクが大きいからだ。
案の定今回のプレゼンもどれも修正の嵐で、まりのえはもうぶち切れ寸前。早く自由になりた〜い!
きっとこのプレゼン週間が終われば、鬼のように買い物するだろう。
まりのえは買い物でストレスを解消する性癖がある。


浴衣娘

17th Jul.2002  


最近は撮影ラッシュ&台風ラッシュ。天気図とにらめっこしながらの撮影が続いている。
まったく今年の天気は最初から異常。冬は早く終わるかと思えば花冷えは続くし、5月が梅雨のように雨が多くて6月に五月晴れ。しかも7月は台風がぞくぞく近づいてくる始末。この分じゃ8月が寒くて9月に暑さがぶり返すのだろうか。
まあ、それはともかくとして、今日は可憐さんの撮影。彼女をきちんと撮るのは結構久し振りだ。最近の可憐さんは撮影するにも目的意識が芽生えてきたし、以前と較べて表現力もアップしてきた。浴衣の撮影は着付けに四苦八苦してしまって、撮影段階に入るともう終わっちゃったが、翌日の海での撮影は天気の悪さにもめげずに、よく頑張った。


黄金の日々

13th Jul.2002  


山口から萩・青海島をまわった。
それにしても山口市は社寺仏閣しかない街だ。確かに歴史のあるいい感じの街だが、こんなに辛気臭くては若者はどこで遊ぶんだって感じ。
萩にしても維新関係の遺跡や社寺仏閣を巡らないとすると、他に見るものがない。まあ、まりのえはかつてバスガイドをしていたから、観光地慣れしててすれているって言うか、醒めているのは確か。
でも青海島の船巡りはなかなか楽しかったし、うまい魚料理の店も発見したのは収穫。さらに帰り道に新しい観光スポットも発見。マイナーなところだが、すこぶるつきの絶景。天気のいい時にでも撮影に来よう。


夏娘

11th Jul.2002  


夏って季節は女の子を大胆にしてくれるね。
そんなセオリー通りのことを実感できた今日の撮影だった。

台風娘

10th Jul.2002  


台風とともにみお福ちゃんが友達と一緒に、新アトリエに遊びに来た。
長崎から葉っぱマークつきのロードスターよ飛ばして4時間。これまでの最長ドライブ距離だっていうから、かなり疲れただろなと思ったが、まるで今捕れたカツオのようにまだまだピチピチ。アトリエを元気よく引っ掻き回してくれた。
その後はラーメン食べて平尾台で撮影。そして「福岡にバーゲン行くばい」と元気よく去っていった。また遊びに来てね。


撮影週間

8th Jul.2002  


今週は公私共に撮影週間になる予定。
「プロカメラマンになった」と宣言したとたん、不思議とカメラ関係のオファーがかかるようになってきた。
まりのえは何事にでも「絶対やり通す」という意志を持ってやっている。そうすれば人生は結構自分の思い通りになるものだ。


引っ越しパーティ

7th Jul.2002  


長かった引っ越し作業とその片付けもようやく一区切りついた。
そんなわけで、今日はボランティアで引っ越しのお手伝いをしてくれた人達を呼んでの、引っ越し終了お疲れさまパーティ。
前回の階段完成パーティ(って言うより宴会)では、野郎共の底なしの胃袋とザルを見ることができて楽しかったが、今回はお祝いにプラント戴いたり、ケーキにお茶と、女の子ばかりだったせいもあって、かわゆいパーティだった。でも女の子に引っ越しの手伝いさせるまりのえも、結構鬼畜だ;


時々は落ち込むんだよね

3rd Jul.2002  


いきなり落ち込んだ。
まりのえは集中して絵を描いていると、脳内にアルファ波が発生して、これまで開いたこともないような記憶の回路が、唐突にONになったりする。創作をする人間は、多かれ少なかれそういうトリップ感覚があるんだと思う。…って言うか、そういうプッツンがないと創作なんてできない。
ところがたちの悪いことにそのプッツン記憶ってのが、昔の辛かった出来事や嫌だった出来事、後悔した事なんかだったりするのだ。たいてい絵を描き終えるとそういう記憶もどこかへ行ってしまうんだけど、たまに悪い夢でも見た後のように、いつまでも気分が悪い時がある。それがなにかのきっかけで感情がオーバーロードしてしまって、過去の自分の悪行なんかもいっぺんに押し寄せてきて、自分が今やってることが全部虚しく感じてしまうことになる。そういう感情の暴走は2年に1回くらいの割合で起こる厄介なものだ。そういう落ち込みモードに入ってしまうと、ほんとは暫くは浮上できない。
今回はその件であるモデルさんに愚痴メールを出したら、とっても親身で親切なレスが返ってきた。
まりりんはモデルさんに恵まれている。いつまでもうだうだ落ち込んでいられないって気になって、浮上が速かった。
まったく感謝感謝だ。