今日の日記はややネガティブな所があるので、そういうのに不快感を催す方は、スルーして下さい。
「優しそうで仕草が穏やか」
ってのは、初見でのぼくのたいていのイメージだけど、見かけによらずぼくは激情家で、勝ち気で我が儘で、俺様であるって事は、ぼくの事をある程度深く知った人の、共通の感想ではなかろうか(笑)。
ぼくは自分のイラストや写真に関する才能には、そこそこ自信を持っているし、それなりに実績も積んできたつもりだ。
容姿や立ち居振る舞いについても、(オタクとしては)けして悪い方ではなく、職場なんかでも異性とは割と親しくつきあってきたから、そんな面で嫉妬される事もあった。
おまけに、有能な上司でないと服従したくない性分の自分は、デキの悪い上司には扱いにくい部下だった。
だから、そんな自分をよく思わない上司や同僚や友人(?)は、その時々でいた訳で、小学校時代はクラスの男子ほぼ全員からシカトされてみたり、中学になると「オカマ」といじめられてみたり、社会人になってからも、理由のない解雇や嫌がらせにもしばしば遭ってきたりした訳だ。
まあ、後々になって「あれはイジメだったんだな〜」と気づくくらい、ぼくは自分に対する迫害には鈍感である、、、 というか、他人の言動に対してあまり興味がわかない、人間嫌いなのだ。
人間は愚かだ。
人間は欲深だ。
だから醜い。
だからぼくは、人間が嫌いなのである。(勿論例外もある)
まあ、人間嫌いになるにはそれなりに過程があった訳で、それを説明するにはぼくの生い立ちから話さなきゃならなくなるので、それは置いといて、今では道を歩けばタバコの投げ捨てから、唾吐きに気分が悪くなり、クルマに乗れば下品な運転や割り込みにイライラさせられ、テレビをつければバカっぽい芸人の汚い言葉が耳につくという風に、いちいち他人の醜い姿に反応して、げんなりしてしまうのだ。
その点、イラストレーターの仕事はいい。
人とあまり会わなくてすむし、外出もしないですむ。
家では好きな音楽を聴きながら仕事をし、たまに萌え絵を描いてなごめる。
趣味の人間関係は、自分の好みで選べ、性の合わない人間とは極力関わりを避ける事ができるから、ストレスが溜まる事もあまりない。
それは自分の性格に合った、快適な生活だった。
しかし、写真の仕事を始め、不特定多数の他者と関わらざるを得ない生活を余儀なくされると、自分の嫌いな人間や、自分を嫌いな人間とも接していかねばならず、不愉快な目にも遭うハメになる。
最近、久し振りに他人の悪意を正面から受けて、ますます人間嫌いに拍車がかかった。
人を貶めようとする人間は、自分の醜さに気がつかない。
その吐き出す悪意の、鼻が曲がる程の悪臭に気がつかない。
そんな人間なんかと関わり合うのは、ぼくはごめんだ。
まあ、そういう自分にとって不都合な人間関係を避けてしまうのは、自分が社会にもまれていない弱者で、人間として未熟な証拠でもあるんだけどね。
様々な人間関係にもまれて、それでもピュアな精神を保てる様になりたいと、高校生の頃願っていたが、人生も半分過ぎたこの歳になっても、まだまだ道半ばなのである、、、orz
とりあえず、悪意をスルーできる自分にならないとね。