2009.05

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 ■ああ! 修学旅行

2009.05.28

先々週の宿泊研修から撮影修羅場が続いている。
先週今週と連チャンで修学旅行撮影をこなし、その合間に婚礼撮影とナイト撮影をやっていて、しかもそんな時に限ってイラストの仕事が忙しくなるというダブル修羅場、、orz
まあ、仕事があるのはありがたい話しなので、稼げる時に目一杯稼いでおきまする。

修学旅行は、リアル小学生だった時の他に、20歳台の頃のバイトでやっていたバスガイド時代に何回か行った事があるし、最近はカメラマンとしても行っている訳だ。

昔の修学旅行は、北九州周辺では別府阿蘇の観光コースが一般的だった。
小学校時代の修学旅行は、阿蘇では霧がひどくて、10m以上先が見えない状態で、景色を堪能できなかったし、夜の温泉タイムでは友達にそそのかされて女湯をのぞきに行って、痛い目にあったのが思い出(笑)。
バスガイド時代もやっぱり別府阿蘇の観光コースだったが、途中小学生が酔いやすいグルグル道で、いかに酔わせないかが、ガイドの腕の見せ所だった。
その場所に差し掛かると、一番盛り上がるゲームをやるのが自分のセオリーだったが、ある学校の時、後ろ向きで一所懸命に喋っていたら、逆にこっちが酔ってしまい、バスを止めてもらって、道ばたにへたり込んでしまった(汗)。
先生が背中をさすってくれたり、小学生達が窓から「お兄ちゃん大丈夫〜?」と心配してくれたりと、逆の立場になってしまい、なんとも情けない話しだったが、それが今では一番忘れられない思い出かなぁ(笑)。

それからウン十年。
カメラマンとしての修学旅行は、行き先も長崎をメインにした平和学習になり、ただ楽しいだけじゃなく、戦争の悲惨さを学習する旅行になった。
原爆資料館から出てきた小学生の反応を聞いてみると、「怖かった」「気分が悪くなった」と、みんなどんよりした顔つきになっている。戦争の本当の意味もまだ理解できない年頃に、こんな悲惨な映像を見せるのは、かえって変なトラウマを与えそうな気もするんだけど、一介のカメラマンの立場ではそんな子供の顔を記録するのみ。
まあ、大抵の子供は午前中に見た悲惨な映像も、午後には忘れて観光に没頭するんだけどね(笑)。

そんなこんなの修学旅行は、ぼくが小学生だった時と変わらず、早朝から夜までスケジュールびっしりの強行軍で、カメラマンは休むヒマもない。もうクタクタっす、、orz
とりあえず昨日は雲仙温泉でまったりさせて頂きました。

駆け足で見た観光地や資料館だけど、小学生時代には理解できなかったものが今は見えたりするので、今度ゆっくりと個人的修学旅行をやってみたいかなぁ〜(笑)。


 ■いるかアタック

2009.05.15

昨日から1泊2日で宿泊研修撮影〜。
水族館に行ったりカッターボートに乗ったりと、子供にまぎれて楽しませて頂きました(笑)。
いるかショーではジャンプいるかの水しぶきを盛大に浴びて、カメラも人間もびしょ濡れ。
カッターボートでも、これまた子供の漕ぐオールの水を浴びて、もうボロボロっすよ。
それでもハードな二日間を無事に乗り切って、撮影終了〜。
なにぶん5時とか6時起きが続いたもんだから、もう眠いっす、、orz
明日も撮影で大忙し。
、、、かと言って、稼げてる訳じゃないんだな〜、、これが、、、orz


 ■な〜んにもできなかったGW

2009.05.06

「連休中に3枚は萌絵を描くぞ〜。Mac回りの片付けもするぞ〜」と思っていたものの、仕事が入ったり疲れがたまっていたりで、ほとんどなにもする事ができなかった連休も、今日でおしまい。

萌絵はなんとか1枚だけ完成させて、現在ヤフオク出品中〜。
今回は、モチーフの薔薇をちゃんと描くために、わざわざ花公園まで取材に行ったりして、かな〜り力が入った作品だ。 完成度も久し振りに納得のいく出来上がり。
実は、ヤフオク用にイラストを描いてきたものの、どれも市場の趣味に迎合する事ばかり考えて、自分らしさをあまり出せていなかった気がする。だからかもしれないが、せっかく描いたイラストも、思う様に入札が入らず、しまいには回転するあり様で、ヤフオクで「高額絵師」になるぞ計画は、気分的に凹み中だった。
しかし先月、友人のグループ展を見て、気づかされた。
ぼくは「市場」に囚われ過ぎて、萌絵の本質を見失いかけていたのかもしれない。

市場は愚かではない。
作者が本当に描きたい絵なのかどうか、敏感に察知し、僕の中の媚びる部分を見抜いていたのかもしれない。
結局、自分が一番描きたいものを描くのが、愛もこもるし、結果として市場で評価がいまいちだったとしても、自分のために描いたという事で、納得できるのだ。

そう考えると気力も復活し、迷いも吹っ切れた感じ。
これからは俺様道を突っ走り、自分の萌えを追求したイラストを描いていこうと思うのだった。


 ■ドナドナド〜ナ〜♪

2009.05.05

某キタムラカメラのオンライン中古ショップでTamron AF28-300mm3.5/6.3XR VCを発見したので、お取り寄せしてもらい、品物を見に行った。

これまで使っていたTamron AF28-300mm3.5/6.3XRは、光学性能は値段的に納得できるものだったが、婚礼撮影で室内の低照度下で使う場合、どうしてもシャッタースピードが落ちるため、望遠側では手ブレが防げない。まあ自分の未熟さが原因なのだが、より歩留まりを上げるためには、手ブレ補正機能は必要だと痛感していたのである。
これまで婚礼撮影ではCanon EF70-200mmf2.8Lを持って撮影していた。
このレンズは明るいのでシャッタースピードはいくらか稼げるものの、デカくて重い上に、望遠でしか撮影できないし、あまり寄れないので小物撮影には不向きと、効率が悪かった。だからサブカメラにはTamron AF28-300mm3.5/6.3XRをつけたかったが、望遠側の画質(正確には手ぶれね)がネックになって、使うのに迷いがあったのだ。

今回お取り寄せして頂いたTamron AF28-300mm3.5/6.3XR VCは、手ブレ補正を搭載した上に、フィルター径も自分的に標準にしている67mmにアップ。しかもマウントが安っぽいプラスチックから、金属マウントにグレードアップ。光学系は従来のレンズと変わらないか、手ブレ補正光学系を入れたために、若干周辺部で収差が増えた気もするが、それはごく僅かで、ブレを防止できるメリットの方が大きい。
とりあえず試し撮りさせてもらって、画像は家に持ち帰ってじっくり検討した上で購入かどうか悩むつもりだったが、300mmを/30secで切った画像がまったくブレずに鮮明だったのに感激して、即購入決定〜v
先日のSIGMA AF20-40mmf2.8 EX DGに続いての出費で、経済的には痛いが、写真の上がりには代えられない。
まあ、中古レンズでいくらか安い上に、手持ちのTamron AF28-300mm3.5/6.3XRをドナドナしたので、思ったよりリーズナブルに手に入れられたから、よしとしよう。

来週末からまた婚礼や修学旅行撮影が続くので、その時に活躍してほしいっすね〜。


 ■初陣 SIGMA AF20-40mmf2.8 EX DG

2009.05.02

連休中は結婚式を挙げる人は意外と少なく、今日の婚礼はスケジュールが押しているにもかかわらず、スタッフもカリカリしてなくて、まったり進行。
ハイシーズンの時に宴会が続くと、スタッフは殺気立ってくる。
前の宴会が押してしまうと、それこそ鬼の様な形相で片付け&セッティングをして、まるで戦場そのもの。
やっぱり余裕のある時のウエディングは、スタッフの雰囲気もよくて、撮りやすい。

今日は先日購入したSIGMA AF20-40mmf2.8 EX DGの、テストを兼ねての婚礼撮影。
実使用では、周辺部の倍率色収差と、ピント精度がいまいちなのが気になるが、思ったよりそこそこ使える感じ。明るさがf2.8なのは、やっぱりいい。40mmではフレアーが出やすいのは、「味」かなぁ(笑)。

ん〜。せっかく苦労して手に入れた事だし、しばらくはこれでいくかなぁ。
むしろTamron28-300mm3.5/5.6XRの方が、いろんな面でネックかも。


 Marinoe独立15周年

2009.05.01

100年に一度の大不況の中で迎えた、Marinoe独立15周年記念日。
去年秋のリーマンショックからこっち、marinoeもご多分に漏れず業績が悪化。商業イラスト部門は壊滅といえる程低迷してしまっている。幸いフォト部門がブライダルを中心に伸びているので、全体としてはなんとか踏み止まっているが、それでも今のままじゃ、無事に16周年を迎えられるかどうか不安だ。
しかし、進化の歴史を見てみると、外圧を受けて滅びる種もあれば、そこから創意工夫によって圧力をしのぎ、繁栄した種もある。
逆風こそが進化のエネルギーだと信じて、今、自分にできる事をすべてしていかねばならない。

そうやって、これからも頑張っていくので、どうぞよろしくお願いしますv



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