ようやく風邪も治まってきたので、E-3の試写に野外へ繰り出した。
今回のOLYMPUS E-3は、ウリが多い。
フリーアングル&ライブビューに、世界最速(ZD12-60mmにて)&-2EVでもOkのAF、防塵防滴マグネシウムボディ、100%1.15倍ファインダー、5段分のボディ内手ブレ補正と、他のカメラにも見られないオンリーワンの機能がてんこ盛りだ。
なかでもフリーアングル&ライブビューは、斬新な構図を切り拓くための重要アイテム。
これまで撮れなかった超ハイアングルやローアングルが、強力な手ぶれ補正と相まって確実に撮れてしまう。
フリーアングルでライブビューを使っていると、今まで入れなかった茂みなんかに入り込んで、葉っぱの裏や地面スレスレにカメラを向けたくなる。
まるで虫の目線みたいに写真が撮れるのが新鮮だった。 「もう撮れない世界はない」ってコピーはまんざらじゃないね。
巷では「重い」と言われている810gのボディ重量も、自分的には軽いもの。
同時に購入したZD12-60mm f2.8/4もEF24-105mmf2.8Lと殆どズームレンジが同じだが格段に軽く、内蔵ストロボもあるしで、トータルの重量はこれまでのカメラに較べたら半分以下。かな〜り負担が減るのが嬉しいv
今までの4/3&OLYMPUSカメラの泣きどころは、小さいファインダーと貧弱なAFだったが、E-3ではどちらも大進化。
ファインダーも非常に見やすく、マニュアルでのピント合わせもほとんどストレスないし、 AFもこれまでのOLYMPUSカメラとしては、「何があったの?」と訊きたいくらいの追い上げぶり。
「世界最高速」は大袈裟な気もするが、EOS1DsMarkIIと較べてもまったく遜色ないスピードと精度だ。
やればできる子じゃんOLYMPUS。
高感度特性も格段に進歩していて、ISO400は完全に常用でき、800でもそんなに劣化を感じない。
やればできる子じゃんOLYMPUS!
ただ、電池持ちは悪い。ライブビューや手ブレ補正を使っていると言っても、200枚も撮らないうちに残量が赤マークになるのは、最近のデジカメとしてはどうよって感じ。まあ、予備バッテリーを持ち歩けばいい話だし、そこはフォローできる範囲だけどね。
という訳で、E-3なかなかいいっすv
ここまでの出来なら、学校関係を中心に、仕事撮影にも投入できそうだ。
E-3で仕事する日が楽しみになってきたっすvv