2007.11

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 ■E-3試写

2007.11.29

ようやく風邪も治まってきたので、E-3の試写に野外へ繰り出した。
今回のOLYMPUS E-3は、ウリが多い。
フリーアングル&ライブビューに、世界最速(ZD12-60mmにて)&-2EVでもOkのAF、防塵防滴マグネシウムボディ、100%1.15倍ファインダー、5段分のボディ内手ブレ補正と、他のカメラにも見られないオンリーワンの機能がてんこ盛りだ。
なかでもフリーアングル&ライブビューは、斬新な構図を切り拓くための重要アイテム。
これまで撮れなかった超ハイアングルやローアングルが、強力な手ぶれ補正と相まって確実に撮れてしまう。
フリーアングルでライブビューを使っていると、今まで入れなかった茂みなんかに入り込んで、葉っぱの裏や地面スレスレにカメラを向けたくなる。
まるで虫の目線みたいに写真が撮れるのが新鮮だった。 「もう撮れない世界はない」ってコピーはまんざらじゃないね。
巷では「重い」と言われている810gのボディ重量も、自分的には軽いもの。
同時に購入したZD12-60mm f2.8/4もEF24-105mmf2.8Lと殆どズームレンジが同じだが格段に軽く、内蔵ストロボもあるしで、トータルの重量はこれまでのカメラに較べたら半分以下。かな〜り負担が減るのが嬉しいv

今までの4/3&OLYMPUSカメラの泣きどころは、小さいファインダーと貧弱なAFだったが、E-3ではどちらも大進化。
ファインダーも非常に見やすく、マニュアルでのピント合わせもほとんどストレスないし、 AFもこれまでのOLYMPUSカメラとしては、「何があったの?」と訊きたいくらいの追い上げぶり。
「世界最高速」は大袈裟な気もするが、EOS1DsMarkIIと較べてもまったく遜色ないスピードと精度だ。
やればできる子じゃんOLYMPUS。
高感度特性も格段に進歩していて、ISO400は完全に常用でき、800でもそんなに劣化を感じない。
やればできる子じゃんOLYMPUS!
ただ、電池持ちは悪い。ライブビューや手ブレ補正を使っていると言っても、200枚も撮らないうちに残量が赤マークになるのは、最近のデジカメとしてはどうよって感じ。まあ、予備バッテリーを持ち歩けばいい話だし、そこはフォローできる範囲だけどね。

という訳で、E-3なかなかいいっすv
ここまでの出来なら、学校関係を中心に、仕事撮影にも投入できそうだ。
E-3で仕事する日が楽しみになってきたっすvv


 ■修羅場の後のお約束

2007.11.25

長かった秋の修羅場もようやく昨日で一段落。
一昨日は徹夜明けでカメラを福岡まで買いに行き、とんぼ返りの後カメラを封印したまま夜中まで仕事。
翌朝ようやく修羅場を脱してほっとしたのか、カメラをいじっているうちに喉の調子が悪くなり、今日からは本格的に風邪に突入、、orz
修羅場が終わった後は体調を崩すというジンクスは、今回も健在でした。
そんな訳でカメラもろくろく触らないまま、安静にしています。
しかし、、、 E-3はいい!
詳しいレポートは後日。


 ■鬼退治中〜

2007.11.23

昨日から徹夜で頑張ったが、まだまだ修羅場が終わらないorz
とりあえずカメラを引き取りに行ったけど、思いっきり楽しみたいので、仕事が終わるまで封印です.


 ■修羅場の後のお楽しみ

2007.11.22

いよいよ明日はOLYMPUS E-3の発売日。
今日予約しているカメラ屋から電話があり、「E-3を間違いなくお渡しできる」との事。(って事は店の倉庫にすでに到着してるんだろうなぁ)明日は自分のカメラを受け取るだけでなく、友人がD300を別のカメラ屋で予約しているので、それを受け取りに行くのに付き合い、さらにOLYMPUSプラザで開催される体験フェアに行って、メディアやレンズクロス等のグッズをゲット、一日カメラに浸る予定だvv
修羅場はいよいよ最後の山場。
明日一日心ゆくまでカメラに浸かるためにも、今夜はこれから半徹で頑張らねばならない、、orz

ファイトっすよ、先輩!


 ■修羅場とおでんの関係

2007.11.17

長かった修羅場もようやく終わりが見えて来て、久し振りにまったり気分でお買い物。
修羅場中の買い物は生活必需品がほとんどだが、修羅場が明けた直後は、どうでもいい様な非日常的なものを見たり買ったりしたくてムズムズする(笑)。

「まりのえさん(仮称)の生活空間には生活臭がしないねぇ」
と、うちに来た方はよくそう感想を述べて下さるが、生活感のあるイラストレーターになりたくないってのが、自分のポリシーなのだ。
「借金で困っているカメラマンさんに仕事を出したら、上がって来た写真が荒んでて妙にビンボ−臭かったんですよ。
やっぱり、日常の精神状態は作品に反映されるもんですねぇ」
と、先日某編集者さんもおっしゃっていたが、確かに私生活や体調の波が作品作りに微妙に絡んでくるものだと、実感する時がある。
芸術家なら自分の生きざまを曝け出す事が芸風にも繋がるが、ぼくは職人だし、そういうタイプの芸風でもない。
自分も私生活では結構波乱万丈だが、プライドにかけてそういう個人の内状は仕事に持ち込まない様にしたいもの。(っていうか、プロ(職人)なら私生活を仕事に持ち込むなと思うね)
そのために、いつでも自分の体調心調をベストな状態に保てる様な空間にしていたい。だから、自分の目の届く範囲には自分のお気に入りの家具やグッズしか置きたくないし、テレビ(生活感のNo.1かも)がアトリエにないのも、それから発せられる調和とデリカシーのない雑音がキライだからだ。(この弊害として、最新情報に疎くなる)
こうしてこの風変わりな、生活臭のないアトリエが出来上がってしまったのである(笑)。
しかし、目下のわがアトリエの最大のイヤな点&悩みは、整理整頓が行き届いてないことなのだ、、orz
せっかく買ったお気に入り家具もアイテムも、雑然と積み上げられて埃をかぶって台なし。特に修羅場中は掃除する気力も体力もなく、加えて預かっている資料や本が床に散乱していて、風が吹くと綿ボコリが西部劇のタンブルウィードのごとく床を転がり走り回る有り様で、とても人様に見せられるものじゃない。

そんな訳で修羅場中は仕事を終わらせる事だけに集中してしまい、衣食住すべての機能が麻痺してしまう。
修羅場になるとおでんやシチューなんかを作ってしまうのも、一旦仕込めば後は煮込むだけでその間仕事ができるし、外食はしたくないけど煩わしい食事作りに手を取られずにすみ、鍋一杯に作ればしばらくはそれだけで喰い繋いでいけるからと、いいことだらけだからだ(笑)。

という事で、昨日から我が家はおでん祭開催中〜vv


 ■修羅場と修羅場の狭間の考察

2007.11.13

ずっと放置プレイ状態のギャラリーを、ようやく1ヶ月振りに更新。
秋のはじめにみお福さんと撮ったものだ。
今回は短い時間の中で、濃い撮影をさせてもらった。
逆光で発生するフレアやゴーストを積極的に絵作りに活かしてみたけど、いかがでしょう?

秋の修羅場の前半が先週終了し、OLYMPUS E-3発売頃まではいよいよ後半の修羅場。
昨日はそんな修羅場の狭間に、福岡まで出掛けたついでに、知人が参加している写真展に顔を出した。
最近巷ではガーリーな写真が流行っている。
ピンぼけ手ブレ写真だったり、カラーバランスや露出が崩れていたり、構図が不安定だったりと、カメラを仕事や趣味にしている者(主に男性)から見れば、失敗写真とも言えるものが、今女性の間では「オシャレでカワイイ」写真だったりしているのだ。

写真に限らず、芸術には「正解」というものはない。
特に写真は、シャッターを押せば誰でも撮れるものだけに、撮影者の巧拙よりも、被写体に対する愛や想い入れが、写真の魅力を決める大きな鍵だと感じている。
技術を否定する訳じゃないけど、技術の前にあるエモーション〜どうして「それ」を撮りたい気持ちになったのか〜という、撮影に至るまでの動機が重要だと思うのだ。技術はそういう思い入れを第三者に効果的に伝達するための、表現方法に過ぎないのかもしれない。
「君を好きだと言うかわりに、ぼくはシャッターを押した」
というかつてのOLYMPUSの入門機、OM-10の広告は、その点写真の本質を的確かつロマン的に表現した秀逸なコピーだったなぁ。
いずれにしても、カメラがここまでなんでもしてくれる様になった昨今、写真はプロが切り拓くのではなく、何の束縛も約束もないアマチュアが、新しい表現やムーブメントを作り上げて行く芸術になっているんじゃないだろうか。
自分の作風を貫く事も大事だが、写真を生業や趣味としているものは、そういう世の中の流れを的確に捉えて作品作りに反映させていく事も大切な事だと思う、今日この頃。
この修羅場が終われば、何の束縛にも囚われずに、のんびり写真を撮りたいと思った、写真展の帰り道だった。



 ■修羅場と卵と鶏の関係

2007.11.06

お久し振りの日記だ。
修羅場で全然書けなくて、今月に入ってようやく初めての日記。まだ請求書も全部書き終えてないのに、、ヤバいっすよ先輩;;
先週からこっち、よく働いた。
特に日曜日は一日中ずっと仕事して完徹夜で朝を迎え、しかも9時からお仕事撮影があるってんで、通勤時間割引を使って福岡まで高速を突っ走り(結局福岡市内でラッシュにひっかかってチャラ)、昼過ぎまで1400枚の写真を撮って北九州にトンボ返り。休む間もなく夕方締め切りの仕事をせっせとやる傍らで、壁のしっくい塗り(笑)。夜は夜で翌日朝一の仕事アップのために27時まで労働。
これまでにもいくつもの修羅場を過ごしてきたが、ほぼ37時間連続仕事漬けだったのは初めてっすよ先輩。食事は福岡に行く途中の高速で運転しながら食べたサンドイッチに、お昼は帰りの高速で食べたコンビニおにぎり。夕飯は「修羅場に勝つ」って事でカツ丼食べたけどね。
そうは言ってもまあ、セーブ待ちとか仕事の合間とかに、デスノートを読んでたりもしたんだが(笑)。しかも全12巻コンプリート。その前はヒカルの碁読んでたし、先月はガラスの仮面全巻読破だったりする。
修羅場だから読みたくなるのか、読んでしまうから修羅場るのか、、、 卵と鶏の関係だ。

そんな訳で今日は目の下真っ黒で風邪気味、、orz
明日もハードワークなので、もう寝ます。


 ■青春の蹉跌

2007.11.01

旧みるくクラウンの残務整理が、昨日で全部終了。
メイドとして頑張って下さった方や応援して下さっていたご主人様お嬢様方には、自分の力が及ばず、本当に申し訳ないと思っている。
この2ヶ月あまり、どうして失敗したのか。自分に何が足りなかったのか。あれこれと考えても見た。
もちろん過去を振り返って後悔してばかりいても詮無い事だが、青春(って歳でもないけどね)の蹉跌は未来への教訓として、意味のあるものにできる筈だ。
今は新しい目標に向かって邁進あるのみ。

「みるくクラウン」は本当は跡形もなく消える予定だったが、次のオーナーさんには内装を利用してもらえる事になったのは、とっても幸運でありがたい事だ。
新しいオーナーさんと尽力して下さった不動産屋さん、大家さんには大感謝です。
苦しい事もあったけど、そんな中で垣間見れた人の情けは、一生忘れる事ができない宝物になるかもしれない。
なんだか、5年前の骨折事件を思い出すなぁ、、、



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