2007.12

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 ■遠回りの2007年でした

2007.12.31

紅白歌合戦のアキバ3人娘も見る事も出来ず(録画はしたけどさ)、年越しの準備に大わらわ。
今年は正月明け納品の仕事が渋滞していて、仕事漬けの正月休みになりそうだorz
相変わらず年賀状と大掃除も年越しし、まだおせち料理さえ作っていない。
年越しそばは食べたけどね(笑)。

2007年は自分にとって、公私共に「遠回りをした」年だった。
「スタジオ兼アトリエを持ちたい」というのが当面の自分の目標だったが、夏に立ち上げたメイドカフェは一気にスタジオへの近道と思ったものの、逆に遠回りをしてしまう結果となった。

>今年の宇佐神宮での恒例八徳おみくじの御神託は、
>「運は次第に開けるので、あまり一足飛びに事をなさない様。
>根気強く望みを持て」
>そんな訳で、今年は一歩一歩地道に頑張りながら、大勝負の布石を作っていく事にします。

と、本当は一歩づつ地固めをして、勝負に出るのを避ける年にする筈だったが、その戒めを忘れて欲を出し過ぎ、一足飛びの成功を求めてしまったのかもしれない。資金も人徳も準備不十分だった自分にとって、 世間様の鬼と渡り合うにはまだまだ青過ぎたのだ。
そういう自分の資質と世間の厳しさが分かっただけでも、メイドカフェを立ち上げた意義はあったし、勉強になったと思う。そして本当に自分がやりたい事に向けての決心も固まったし、仕事に対するやる気や緊迫感も出た事だし、いささか遠回りをしても、一度は敗北を味わうのもよかった事じゃないかなという、塞翁が馬の発想。
まあ、これまでのぼくの生き方も決して成功一本道ではなく、遠回りの道草続きだったので、これからもマイペースで頑張るつもり。結局ぼくは、自分の信じた道を貫くしかないのだから。

そんな慌ただしい一年だったけど、ご迷惑をかけた皆様や助けて頂いた方々に、お礼申し上げます。

今年もお世話になりました。
また来年もよろしくお願いいたします。


 ■テープメディアに明日はない(のか?)

2007.12.29

年末は見たかった映画がテレビで目白押し。
番組表を見ながら「あれも録りたい、これも録りたい」とチェックして、じゃあビデオテープを買っとかなきゃと思い、近所の電器屋へ出掛けた。
ぼくが現在メインで使っているビデオデッキは7年程前に買った、VictorのHM-DR10000というD-VHSデッキだ。
「D-VHS」というフォーマットは、たいていの人が聞き慣れないと思うが、これはVHSフォーマットをデジタル化したもので、SDモードではS-VHSより画質が良く、しかも専用テープでは最大24時間もの長時間録画ができ、デビュー当時は21世紀のフォーマットとしてマニアにはもてはやされたものだ。
しかしD-VHSは画質はいいものの、スローやコマ送り等のトリックプレイができず、しかもポーズ等から通常再生に戻した場合にはブランクが5秒くらい空いてしまうという、非常に使いにくいもので、一般には殆ど普及しなかった。

それから僅か5年程度で、時代はディスクになり、今やHDD+DVDデッキ全盛。
便利さではテープメディアはディスクの足下にも及ばず、BDの登場でD-VHSがハイビジョン録画できるというアドバンテージも失われてしまい、D-VHSデッキも生産終了が相次いだ。
そんな訳でビデオテープを買いに行ってもD-VHSテープは置いてない。
普通のVHSテープはかろうじて残っているが、高画質で録画したいぼくの様なマニアには食指が動かない様なものばかり。 数店回った所でようやく在庫セールのワゴンの中に、埃をかぶったD-VHSテープ見つける事ができたのだった、、orz

しかし、テープを手に取りながら考える事小一時間、、
「うちのデッキも最近調子悪くてすぐにエラーが出るし、ここでD-VHSに肩入れしたって、あとどのくらい使えるものか? まして買い換えとなっても物がないし、、」
と思いつつ、展示してあったピカピカのDVDデッキを見ていたら、注目していたブルーレイデッキが24回無金利セールで売り出し中。
、、、という訳で、「1年間頑張った自分へのお年玉」として衝動買いしてしまいました、SONY BDZ-T50。ちーん。
BDなら高画質で6時間くらい録画できるし、長時間録画も可能。SDモードで録ったものをHDV化する事だってできるし、トリックプレイも思うがままv

これからしばらくは、D-VHSで録ったものをBDに移植するのにハマりそうです(笑)。
しかしうちにはHDテレビはおろか、地上波チューナーすらない、、、orz


 ■ガーリッシュなHTB

2007.12.26

年末恒例のHTB。
これまでカメラはCanon EOS1DsにEF24-105mmf4Lとストロボを付けて、3kg超の重量級システムで臨んだが、今年は布陣をガラリと変更して、OLYMPUS E-3(ストロボ内蔵)にZD12-60mmf4をくっつけて2kg弱。
やっぱりカメラが軽いって素晴らしいv

今回はモデルさんから「ピンク系のガーリッシュな姫エロで」という謎のリクエスト(笑)。
そこでガーリッシュポートレート用レンズとして、オールドレンズのZuiko50mmf1.4と、SIGMA18-35mmf3.5/4.5を持って行った。どちらも25年前と13年前に買ったマニュアル用レンズで、E-3では100mm相当、36-70mm相当と、ポートレートに向いた画角。
いわゆる標準レンズのZuiko50mmは、開放がf1.4とズームレンズに較べて非常に明るく、夜間撮影にはもってこいのレンズ。開放でのとろける様なボケと柔らかい滲みの描写が魅力的。
SIGMA18-35mmf3.5/4.5の方はかなり個性的な描写で、コントラストが低く開放では輪郭が微妙に滲んで、妙に奥行き感のない絵画的な描写(笑)がナイス。
21世紀のデジタル時代の高画質レンズとしてはどちらも失格かもしれないが、デジタルでは得られない個性的な写りは、最近流行りのトイカメラにも似て新鮮で印象深く、ガ−リッシュ撮影にはまさに最適なのだ。
まあ、それもこれもファインダーが格段によくなってマニュアルフォーカスがしやすくなったE-3だから、ストレスなくできるというものだ。

そんなカメラ賛歌(笑)はこのくらいにして、まだクリスマスカラーの残るHTBを今年も満喫。
モデルのりあさん。ありがとうございます&お疲れ様でしたv
姫エロピンクガーリッシュ。自分なりに解釈して頑張りましたよ(笑)。


 ■白鳥の優雅な水面の下

2007.12.25

クリスマスだというのにデートもせず(笑)、お世話になっている某モデル事務所にレッスンの見学に行った。
非公開レッスンだけど無理に頼んでの見学。
おかげで、華やかに見えるプロモデルさんの普段の努力を垣間見れて、非常に勉強になりました。
今回の見学ではいろいろ撮影の参考になるものも多かったので、これからの撮影に随時取り入れていこうと思っている。

関係者の方々、今日はお疲れ様&ありがとうございましたv


 ■天才にはかなわない

2007.12.22

イラストでもそうだけど、フォトグラファーも「引き出し」が多い方がいいというのは、ぼくの持論だ。
常日頃からいろいろな作品を見て、琴線に触れたものはスクラップするなり心のメモ帳(笑)に留めるなりして、あらゆる絵柄や色彩をストックしておき、必要な時に応じて引き出しから出して使うものだ。
自慢じゃないけどぼくは引き出しが多い方(だと思う)。
それぞれの撮影に応じて、ある程度は柔軟にパターンを変えていけると自負している。

しか〜し、、、 それは職業フォトグラファーが「失敗しないための撮影法」であって、ゆうなれば野球で打率を稼ぐ様なもの(それはそれですごいけどね)。
最近、女性アマチュアフォトグラファーのサイトを中心に、従来のセオリーに囚われない斬新な構図や色味の写真をちょくちょく目にする様になり、その感性の鋭さや魅力に、撮影者としての天性の才能を感じて凹み気味(笑)。
そういう天才にかかればピンぼけや手ブレも味のうち。色温度が合ってなくてもアーティスティックだし、カメラの画質や性能差や価格差なんか吹っ飛ばしている。
そんなホームランの様な「写真力」を、プンプンと発しているのである。

所詮、われら凡人は天才にはかなわないのか、、orz
天才は道を切り拓き、自分ら凡人はその後ろから道を整備するだけなのか、、orz

そう思いつつ、今日も天才の撮った素敵写真を心のメモ帳にしまいながら、「ぼくにはぼくの作風がある」と自分を慰め気を取り直して、買ったばかりのカメラを磨いている訳である(笑)。

そんなこんなで、クリスマスギャラリーをぎりぎりでアップ。
実は今回はスペクタクルなロケを考えていたが、それに見合った場所を見つける時間も予算もなく、ちんまりしたクリスマスになってしまったかも。
それでも厳寒の夜中、ベビードールいっちょで屋根に登ってくれたモデルさんの勇気と根性に感謝ですv
「どこかで見た事のある絵だなぁ〜」
なんて突っ込みは、凡人フォトグラファーまりりんにはナシで(笑)。


 ■買おうか買わぬか悩み中〜

2007.12.21

某クリエイターさんの作品作りのお手伝いで、朝からビデオ撮影。
買ったきりで遊んでいる我が家のビデオカメラも、世間様の役に立てようと秋以降いろいろ画策しているが、今回のお手伝いもそんな撮影のひとつだ。

そんな中、新しいビデオ用の三脚を買おうか買うまいか悩み中。
瞬間を止めればいいスチル用三脚と違って、ビデオ用三脚はスムースな動きこそが命。
今使っている三脚は大きく重く古く、しかもパンやティルトが綺麗にできない。パンをした最後に「カクン」と少し揺り戻しがくるのが悩みの種なのだ。
ぼくがずっと撮り続けている某ステージ撮影の時は、知り合いのプロダクションから三脚を借りているが、その使い心地が絶品。ちなみに値段を聞くと、その三脚でビデオカメラが買える程もするのだorz
まあ、いつもいつも借りる訳にもいかないし、最近なかなかナイスでリーズナブルな三脚を発見したので、そのお店に行くと三脚でパンやティルトを繰り返して、うっとりしながらため息をついている(笑)。

某ヨドバシカメラでしつこく三脚をいじっている不審者を見かけたら、それは私です(笑)。


 ■マリパ&クリパ

2007.12.09

最近では、クリスマスパーティは「クリパ」とか略すらしい(笑)。
じゃあクリスマスプレゼントはクリプでクリスマスソングはクリソ、クリスマスケーキはクリケっすか?(笑)なんか語呂が悪いなぁ〜。

と言う訳で、9日は友人のクリパに呼ばれていたが、別の友人が結婚するのでその披露宴にも招待され、披露宴(マリッジパーティ)=マリパとクリパのハシゴとなった(笑)。
マリパでは出席する友人と待ち合わせて、早めに会場入り。
一緒に行った友人二人はカメラを趣味&仕事にしている人達なので、自分を含めて3人で眼レフでの撮影。しかもうち二人はお互い買ったばかりのカメラ(Nikon D300&OLYMPUS E-3)のデビュー戦となった(笑)。
宴は滞りなく進み、今日はカメラマンがたくさんいるので、ぼくはサブに回って食べる事に専念(笑)。最近は披露宴や宴会等、美味しそうな料理を目の前にしての仕事が多く、寂しくひもじい思いをしていたので、ご馳走をゆっくり食べられる今日の撮影はちょっぴり嬉しかった(笑)。

式の余韻もそこそこに、次のクリパ会場に移動。
こちらはオタク繋がりの友人達のホームパーティなので、オタ話をしつつまったり食事をさせてもらった。

ん〜。
どちらのパーティも楽しかったけど、一日食べてばかりで、お腹の状態がかなりヤバいっす;;


 ■小さな幸せ

2007.12.04

風邪がなかなか治らない。
発症してもう10日経つが、いまだに熱が37.5℃付近から下がらず、咳や痰が絡む感じ。
動けない程苦しい訳じゃないが、何かやるとすぐに息切れして集中力が続かないのだ。
そんな訳で仕事がはかどらずに困っている。

そんな風邪の最中、熱冷ましに食べていた「ガリガリ君」で、初めて「当りもう1本」が出たv
アイスの当りを引いたのって、中学校の時以来だよ(笑)。
ん〜。このちょっぴり幸福感がいいよね〜v

で、今このアイスを買ったコンビニに、当りを持って行こうか悩み中。
いい歳したおっさんが、アイスの当たりをレジに持っていって、もう1本ガリガリ君をもらっている姿って、、、



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