■夏の終わりのブルーレイン

窓の外は雨。
夏の終わりの雨の夜は、意味もなくブルーになって、哀しい歌が聴きたくなる。
ハイファイセットの「冷たい雨」（懐）なぞを、仕事するわけでもなしにぼーっと聞き入っていた。
人はどうして、何かを犠牲にしなければ、幸せになれないんだろう。

明日から9月。
気分一新でいけるといいなぁ、、、

　■蚊

夕方、某社の営業マンさんが、新しいカラーコピー機のサンプル画像を持ってやって来た。
うちのカラーコピー機は、今年の春にようやくリースが終わったばかり。まだまだ頑張れるので、新しいコピーはいらないんだけど、サンプルを見ると、やっぱり新型は画質がよくて、思わず衝動買いしそうになる（って、衝動で買える値段じゃないんだけどね）。

ドアの入口で、営業マンさんが熱心に語っている時、ふと彼の顔を見ると、右頬に蚊が止まっているではないか。
ストローを伸ばして、美味しそうにチューチューやっている。
『いきなりバチンとやるべきかなぁ。そんな事するとビックリするだろうな〜。
蚊が止まってますよって教えるうちに、逃げちゃうよな〜。
自分でそろそろ気づかないかなぁ〜〜』
とかあれこれ考えているうちにも、蚊はみるみる太っていく（笑）。

結局「まあ、いいや」と、なにもせずにドアを閉めた自分は、やっぱりひとでなしですか？

　■まったりしたい

イベントが終了して新刊が出て、まったりできるはずなのに、今週はなにかと忙しい週になりそう。
週末には恒例のイベントビデオ撮影があるし、編集に備えて、今のうちにいろいろ素材を撮っておかないといけない。
仕事の方も修正やなにやで、息のつけない状態。

ん〜。まったり夏を満喫したいっす、、、

　■新刊出ました〜v

おめでとう自分！（ぱちぱちぱち）
同人誌で新刊出すのって、実に3年振り。もうすっかり引退したかと思ってたよ、自分（笑）。
今回の新刊は廓ものだが、時間やなんやの関係上、準備号のノリ。
ぼくとしては珍しい和物なので、本も純和風にして、製本も和綴じにしてみた。
かなり試行錯誤したので、本によって表紙や綴じ方が微妙に違うのが笑える。
値段は300円（28P）をつけたが、実際紙代がかなりかさんで、単価は500円はする；　売る程に赤字になる本だ。

明日の小倉イベントで初見世となるので、みなさまよろしくお願いしんす。
「準備号を出すと後が続かない」というこれまでのジンクスを打ち破るべく、頑張りんすv

　■洗濯日和

原稿が少し余裕が出てきたので、先日買ったドレスの洗濯をした。
前夜のうちにお風呂に水を張って、洗剤と漂白剤入れて一晩つけ置き。翌朝にはかなり綺麗になった様だ。
洗濯機で軽く脱水した後、ベランダにそのまま干す。
ん〜。青空にドレスの白が映えて綺麗〜（笑）。
ウエェィングドレスをベランダに干している家って、あまり見かけないだろうな。

しか〜し。どこで引っ掛けてしまったのか、スカートのチュールにカギ裂きができてしまって鬱。
これって、もう修復できないよね〜、、、

　■和紙きらら

新刊の準備のために、紙の買い出しに行った。
今回の本は純日本風を狙っているので、紙も和紙に挑戦。和紙はコピー機に通りにくく使い辛い紙だけど、やっぱり花魁ならば金箔きららの和紙でしょう。
小紋唐草絵草子と、紙屋にはそんなきららな和紙がずらり。それはもう絢爛豪華な世界で、あまりの素敵さに舞い上がってしまった茉莉佳は、手当り次第に紙を買ってしまう始末。すでに紙代だけで赤字になってしまっている。

それでいいのだ。
同人誌作りは楽しくなくっちゃねv

　■そろそろ追い込み

来週の日曜日は久し振りのイベント参加、、、なのにまだ原稿がほとんど揃っていないヘタレ同人作家の茉莉佳です。
今週末は特に切羽詰まった仕事も入っていないので、そろそろ原稿の追い込みにかからないといけない。
したがって、イベントまでは、たいして日記を書けそうにないかも。

今描いているのは、長崎丸山遊廓を舞台にした郭漫画。
なにしろ日本の時代物を描くのは初めてなので、まず執筆の準備におおわらわ。
形としての取材や資料だけでなく、日本の伝統や遊廓の存在意義、遊女を初めとする当時の人々の思想や文化、美意識なんかまで、自分のなかでそれなりに哲学として固定していかなきゃと思っていたので、なかなか実際の執筆作業に取りかかれなかった。
しかし、昨日も一冊花魁をテーマにしたコミックを買って読んだんだけど、その漫画はある程度遊廓を下敷きにしながらも、内容は思いっきり少女漫画。衣裳や背景はテキトーだし、髪型にしても、日本髪なのに前髪あるし、男なんて今風BL系なイケメンで、時代考証メチャクチャ。
でも「それでいいんじゃん」とか思える面白さだった。
学術漫画を描く訳じゃあるまいし、そこまで厳密に時代考証する必要はないのかもしれない。
茉莉は藝術家というより、職人。
画力があっても応用力や独創性がなく、真面目で面白みのない自分にとって、ハチャメチャでも面白い漫画って、羨ましい存在なのだ。

まあ、落ち込んだり浮上したりしながら、バックストレートで猛チャージかけていきます。
来春は「さくらん」の映画が公開されるから、その前に少しは形にしたいかも。
ぶっちゃけ、「花魁ブームに乗って描いた」と思われるのは、癪だからね。
かれこれ20年前から 構想を温めてきた漫画だから、、、って長過ぎ、、orz

　■台風撮影

台風が近づいているというのに、野外での撮影会。
次第に風が強くなっていく気象状況で、空とにらめっこしながらの撮影だったが、運良く最後まで雨は振らなかった。
それでなくても台風が接近している影響で蒸し暑く、やっぱり夏の野外撮影は厳し〜。

今日おつき合い頂いたモデル様。お疲れさま＆ありがとうございましたv

　■カタルシス

奇跡の様に仕事がはかどって、今日の夕方にはB3鳥瞰パースが仕上がったので、うきうきと某井筒屋の掘り出し市に出かける。やっぱり仕事が終わってからのお出かけは、気分も晴れやか爽やかでいいねvv

今年の掘り出し市は、去年に較べてドレスが少ない模様。
黒のカラードレスがあればと思っていたけど、さすがにそういうマニアックなのはなく、今年は手ぶらで帰るかな〜と思っていたが、やっぱり仕事の神様は、ご褒美を用意して下さっていた（笑）。
レースアップのついた姫袖のウェディングドレスが、まりりんツボに直球ストライクv
しかもトレーンがなんと2メートルもあるのが、更に萌えvv

そんな訳で、今年はウェディングを2着ゲットした。
う〜〜ん。ドレスを買うのは楽しいんだけど、冷静に考えて使う事があるんかいな？
まあ、これがぼくの修羅場カタルシスなのだ（笑）。

　■自分の怠惰が恨めしい

小倉井筒屋で、最近恒例の「大掘り出し市」が今日から開催される。
ぼくは毎年これに通って、素敵ドレスだの打ち掛けだのを掘り出してくるのが楽しみなんだけど、今年はまだ行けないのだ、、orz
と言うのも、昨日でだいたい終わらせる予定だった筈のB3鳥瞰パースが、まだほとんど手付かず状態で残っているからなのだ〜〜〜！！
ほんとは昨日、頑張るつもりだったのよ。
だけどあまりの暑さにテンション上がらず、日中はうだうだ過ごすていたらく。
日が落ちてようやく仕事に取りかかったのはいいけれど、下描き途中で根本的な間違いに気づいて最初から描き直し。
そこで昨日は果ててしまったとさ。
そんな怠惰で、時間の使い方の下手な自分が、思いきり恨めしい、、（って、日記書いてる暇があれば仕事しろって）

　■お盆

今日からお盆やすみで、今は関門花火大会真っ盛り、、、の筈だが、こちらはお仕事真っ盛り、、orz
今年の夏はほんとに蒸し暑い日々が続き、仕事のテンションを上げるのに苦労している。
エアコンをつけていても、ペンを持つ手がじっとりと汗ばみ、気分が昂揚してこないのだ。
まあ、28℃の省エネ運転をやめれば、もっと冷えるんだけど（笑）。

昨日はそんなこんなで、ダラダラ過ごして自己嫌悪に陥ったので、今夜こそは頑張っていきまっしょい！

　■みぃ

某ソーシャルエンターティメントサイトに、知り合いのカメラマンさんからの紹介で登録した。
ぼくはこういう、マメな人間関係を要求されるものは本来得意じゃないのだが、従来のホームページや掲示板等と違う、新しい関係を結べそうな気がしたので、ちょっとやってみようという気になったのだ。（ついでにモデルさんやメイクさんの発掘にも役立つかもとの、下心（笑）あり）
登録したからにはマイミクもちょっとは増やしたい、という事でいろいろ検索してみた所、思わぬ人がヒットしてきたので、これまたびっくりv
誰かのマイミクを見てみると、やっぱり数人の知り合いがいて、きっとそこを辿ると芋づる式に知り合いが出てくるんだろうなぁと、想像を膨らませてしまう。これぞ人間関係の綾ってやつだね。

そんな訳で、現在マイミクして下さる方募集中v
ペンネームとカメラネームで登録してますので、検索してねv
「まりりん」では膨大な量がヒットするので、ペンネームの「茉莉佳」で検索してくれると、一発で出ますよ（笑）。

　■懐中時計

先日、ふとショーウインドの懐中時計に目が止まり、安かったので思わず衝動買いをしてしまった。
金色の手巻の懐中時計で、文字盤がローマ数字表記（ぼくはアラビア数字表記の時計には興味がない）になっており、歯車やゼンマイが全部ガラス越しに透けて見えるのが、精巧感があってナイス。

指や腕になにかをつけるのが嫌いなせいで、ぼくはかれこれ25年程懐中時計で過ごしている。
懐中時計は、時間を知りたい時は、懐からわざわざ取り出さないといけないという性質上、いやでも時間が目に入ってしまう腕時計と較べて「時間に縛られている」感がなく、自分で時間を従えている気になれるのもグッド。（実際は時間の奴隷なんだけどさ）
電池が切れる度に買い直し、じゃあ手巻なら長く使えるかと思えば、それもすぐに壊れて（安物ばかり買うから/笑）、今度の時計で7代目。
手巻の時計は毎日ねじを捲かないといけないし、すぐに時間がずれるから、いちいち直してあげないといけない。
最近は携帯に正確な時計が付いているおかげで、今さら手巻の懐中時計なんて持って歩く必要はないんだけど、そういう面倒で手間ひまかかるアナクロっぽさが、余計にノスタルジックで魅力的なのだ。
今度の時計は、大切に使おう。
もちろん、時間も大切に使わねば、、、

　■人生山あり谷あり

BQ夏ギャラリーに御幸さんをアップ。
これも実は3年程前に撮らせて頂いた写真だ。最近はあまり撮影活動をやっていないので、過去のストックを喰い潰しながら更新している状態だけに、後半の夏祭りがちょっと不安、、、
人生いろいろ谷あり山ありという事だ。
まあ、これから心機一転で撮影モードに入るつもりだし、いろいろ新しい企画や作品も考えているので、長い目で見てやって下さい。

　■アニコン2006

ラフォーレ原宿小倉で開催されたアニコン2006に、カメラマンとして行ってきた。
アニコンとは、Webアニメやコミックを文化経済的に啓蒙するイベント。
まあぶっちゃけ、「Flash使えばアニメが誰にでも作れて、うまくいけばそれで商売もできるよ」というのを世に広める、北九州では初めてで全国でも珍しいイベントだ（ですよね？　先生）。
Webアニメはぼくもこのイベントで初めてキチンと見たけど、個人でここまでできるものなのかと思わせる程、感心させられるものがある。
これまでの既製商業アニメと違った切り口やテーマ、手法も多くあって、斬新な作品もあり、商業作品に迫る程のグレードを持った作品も多い。
写真や絵画の様に、アニメもこれからはアマチュアが引っ張って行く時代になったのを、感じさせるものだった。

イベント後半は「スクールランブル」の声優さんによるインターネットラジオ公開録音。
さすがにプロの声優さんはエンターテイメント。
喋りがうまいのは当たり前だけど、徹底したプロ根性がさすが。
イベントが始まってから公開録音までにかなり時間があったんだけど、その間声優さんの顔を見ないな〜と思ったら、実は当日開催されていたわっしょい百万夏祭りにネタを仕入れに行っていたらしく、そんな祭グッズを買って演出に使ったり地元ネタで会場を湧かせたりと、さすがプロ流のサービス精神を見せて（聴かせて？）頂きました。

アニコンも今回は第1回という事だが、予想を上回る盛況振りで、次の開催が早くも楽しみ。
この調子でWebアニメという新しい文化を北九州で育て、それがこの街の発展に繋がるといいですね（ね。先生）。

　■ポージングを極めたくて

Beauty-Qサイトには、ポージングの解説をしているコンテンツがある。
ぼくもそれなりに、ポージングやモデルの研究と勉強はやってきたが、残念ながら実地にモデルとしての修行をした訳ではないので、現場がどういう状態なのかわからない事が多い。
そこで、某BQモデルさんがお世話になっているモデル事務所に、モデルさんの心得やポージングの実際を勉強するために伺った。
短い時間だったけど、ためになる話をいろいろ聴けて、充実した時間を過ごす事ができた。
紹介して下さったモデル様と、事務所の方々、ありがとうございましたv

帰りは福岡方面の某カメラマンさんに連絡し、突発でお会いする事になった。
2年振りの再会に話もはずみ、結局帰宅は午前様。
最近カメラ仲間がいなくて寂しかったが、久し振りにおなかいっぱい話しましたv

　■Beauty-Qオープン5周年

Beauty-Qも今日でオープン5周年を迎えた。
5年間で約67400hitなので、1日平均すると約37hit（笑）。
そのうち自分で毎日7hitくらい押しているので、1日のゲストさんは実質30人くらいかな？
TOP以外に直リン貼っているゲストさん（笑）を含めると、もうちょっと多いかも。
サイト運営に体力や才能の限界を感じる事もあった5年間だが、まがりなりにも続けてこられたのは、そんなゲストさんがいたからだ。
bbsへのほんのちょっとしたカキコや、拍手のお言葉で、とても元気つけられたり、勢いづけられた事も度々。
誰かが見てくれて、更新を楽しみにしてくれていると思うだけで、「やらなくっちゃ」と励まされるのだ。
もちろん、モデルさんの協力がなければ、サイトを続けていけないのは当然の話。
ゲストさんとモデルさんには、本当に感謝していますm(_ _)m
これからも気力体力能力金力が続く限り、Beauty-Qを続けていきますので、応援よろしく！

という訳で、BQオープンアニバーサリー祭の、週替わり夏ギャラリーが今日からスタート。
第1弾はうづき悠羽さん。
7月いっぱいでサイトを終了してしまった彼女だけど、特にモデルをやめるという訳ではないので、これからもBQでの活躍を期待できそうだ。