朝から抜ける様な青空だったので、 先日もらった「前結び帯デモンストレーション」のチラシに引かれて、某所に出掛けた。
前結び帯は、花魁になくてはならない帯び結びだ。その実演をしてくれるのは貴重な体験だと思っていたが、会場に入るとファンシーなイラスト付で「一人で着れる前結び帯」との看板が出ている。
これは、てっきり花魁結びの実演だと思っていたぼくの早とちり(orz)で、一人で着物を着るために前で帯を結ぶデモンストレーションだったのだ。
それでも、花魁や帯の文化について、しばし着付けの先生と話しをする事ができ、帯結びの実演も拝見。
日本は結びの文化で、帯の結び方にも本当にいろんな種類がある。お太鼓と蝶結びくらいしか知らなかったぼくにとっては、当初の目的とは違ってしまったが、なかなか勉強になるものだった。
その後、某所近辺で先日買ったTamron SP28-105mm f2.8 LDの試写をしてみる。
購入以来、ポートレート撮影でいまだ実戦投入していなかったのは、いまいちその画質とピント精度に信頼がおけなかったからだ。
詳しいレポートはカメラフェチの方に書くが、このレンズはなにかとクセが多く、使えるシーンが限定される感じ。
思いっきりピーカンだった今日の結果は上々だったものの、これまで数回の試写をふまえてみると、やはり画質はいまひとつ物足りない。レンズ交換のし辛い野外ポートレートや、スタジオで絞りを絞ってのポートレートには威力を発揮しそうだが、建物がらみや絞り開放での野外撮影では周辺画質や歪曲等、かなり厳しい結果になりそうだ。
今回SP28-105mm f2.8 LDと同時に、SP28-75mmf2.8 Diや単焦点EF85mmf1.8等も合わせて比較してみたが、web程度の画像ならともかく、印刷前提等でよりよい結果を得たいのなら、やっぱり単焦点レンズがベストだと言う、ごく当然の結論に達した。
EOS1Ds Mark2を使い始めて、センサーに着くゴミのためにもレンズ交換しないに越した事はないと思っていたが、これからは単焦点レンズももっと活用する方向でいこうかなぁ。
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