2005.10

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 保証期間内だけど、、 2005.10.31

先週、仕事撮影中の事だ。
EOS1DsMk2に三脚を取り付けようとしてちょっと角度が狂い、斜に入ってしまった。一旦三脚をはずした時に、金属の破片がザラザラと落下。どうやらネジ山を削ってしまったらしい。三脚とカメラのネジを見ると、なんとカメラ側のネジ山が綺麗にこそぎ取られてしまっているではないか! おかげで三脚が着かなくなってしまった。ぼくも長い事カメラやっているが、こんな事態は初体験だ。
こりゃまずい。
写りにまったく関係ない部分なので、これまで三脚穴に特に重要性を感じた事もなかったが、いざ使えないとなるとかなり不便。
普段手ブレ防止用に着けているミニ三脚が取り付けられないので、カメラのホールドに不安があるし、勿論夜景やトワイライト撮影は思う様にできなくなる。カメラを固定しなきゃならないシーンは意外と多いものだった。失って分かる三脚座のありがたみだ。
EOS1DsMk2はうちのメインカメラなので、長い事ブランクを空けられない。昨日までの連チャン撮影を終えた今日、大至急をつけて修理に回した。
それにしても、三脚穴の金属って、そんなにヤワなものなのかなぁ。
EOS1DsMk2は購入からまだ1年以内なので、保証がきくといいんだけど。
自分的には「通常の使用形態内での故障」だし(笑)。

 広がる世界 2005.10.30

29、30日と連チャン撮影。今回は珍しく、アンジェリークとARIAと、どちらもコスプレ撮影会だ。
今回の撮影会に合わせて、レイヤーさんはゲーム画面を見せてくれたり、単行本を貸してくれたりと、それぞれ作品世界にハメて下さった(笑)。おかげでそれぞれの作品の世界観や、キャラやシーンのイメージを掴むのに大変役に立った。
やっぱり作品を知ってないと、ちゃんとした撮影はできないものだ。
何も知らずにキャラクターのコスプレを前にしただけじゃ、自分の世界の中だけでしか撮影できないが、こうして被写体のバックグラウンドを知る事で、少しでも作品のイメージに添った撮影ができる方が、モデルのレイヤーさんや自分自身も納得いく。
この歳になると脳も硬化してしまい、自分の世界観も固定されがちになるが(泣)、こうして少しでも刺激を与えてもらって、新しい世界を拓いていくのは、楽しくワクワクするものだ。

今回の撮影会に参加されたレイヤーの皆様や、お手伝いして下さった皆様、お疲れさま&ありがとうございましたv
これからもカメラマンまりりんを、いろんなワールドにサクサクッとハメてやって下さい。

 3周年 2005.10.25

右手骨折から今日で3周年。
今振り返ると、骨折はぼくのターニングポイントだったのかもしれない。
これを機に、人間関係も大きく変わり、人の優しさや冷たさを同時に味わう事が出来た。
人生は平坦な道程ではない。
そんな意味を込めて、今日の日に乾杯。

 久し振り 2005.10.24

久し振りにカメラ店巡りでもしようと思って、博多に出た。
時間がなくてあまり回れなかったが、とりあえず見たいものは見た感じ。
まずは、今が旬のEOS5D。 そして現在購入候補に挙げているレンズだ。
5Dはサイズ的にD60とほとんど変わらなかったが、シャッターやスイッチ類の質感はかなり向上している。まあ、すぐに購入する様な事はないけど、サブカメラとして手元に置いておきたいカメラだ。
さて、問題のレンズだが、EF24-105mm f4 IS L、EF28-300mm f3.5/5.6 IS L、Tokina AF24-200mm f3.5/5.6の3本を試写してみた。
結果は、どれも満足いくものではなかった。
どのレンズも解像度やボケ味はそこそこだが、高倍率が祟ってか広角側でかなりの歪曲があり、先日買ったTamron SP 28-105mmと五十歩百歩って感じ。中でもTokina AF24-200mm f3.5/5.6の歪曲は、周辺部が波打った感じでくねっていて、使えない。
Canon 純正Lレンズは、周辺画質等も良好でなかなかの描写を見せていたが、EF24-105mm f4 IS Lは現在クレーム殺到中で販売中止状態だし、EF28-300mm f3.5/5.6 IS Lは一番いい絵を見せてくれたものの、30諭吉とその巨大さでなかなか手が出ない。
もしかして、ぼくはズームレンズに対して、過剰な期待をしているのかなぁ。
しばらくは、手持ちのレンズを上手い事切り盛りしていくとしよう。

 人生の秋 2005.10.23

昨日今日と、肌寒い日が続いている。
公園の樹々はすでに色づき、街はすっかり秋の装い。そんなうっすらと寒い夜をひとりで過すのは、もの寂しいものだ。
ぼくは誰かと一緒に暮らしたり、他人のペースに合わせたりするのが、基本的に苦手だ。しかし、秋の夜長は、妙に人恋しくなる。
人生の秋を迎えている今、何も実らない、何も収穫できない自分が情けない。
一時の感傷だと思ってみても、やるせない憂鬱に包み込まれ、なにかをする気力さえ削がれてしまう。

うーん。みなさんに鬱を振りまいてしまう様なので、もう寝ます。

 ハズレ品 2005.10.21

先日の話だ。
仕事で水彩画を描いた。使用紙はぼくが全幅の信頼をおいているWHATMAN水彩紙。
線描きの段階では別に異常は感じなかったが、いざ着色を始めるとなにか変。
いつもの鮮やかな発色がないし、第一紙が絵の具をすぐに吸い込んでしまって、滲みやボケがまったく思う様にいかない。
あまりの色乗りの悪さに描き直ししようかとも思ったが、修羅場の最中でそんな余裕もなく、なだめすかしながらなんとか最後まで描き上げた。しかし、その絵の出来は惨澹たるもの。今までWHATMAN水彩紙は何百枚となく使ってきたが、こんな事は初めてだ。ちょうど和紙かなんかに描いている様な感じ、、、と思い至った時、もしかしてこれはドウサ引きの様な加工がなされてない欠陥品なんじゃないかと考えた。
そのスケッチブックを購入した画材店に、問題の紙の残りを持って行った所、案の定防水加工していない紙が混ざっていたと判明。非常に珍しいハズレ(アタリ?)品だという事だった。勿論新しいスケッチブックと交換してもらったが、それ以上に、西洋紙にもドウサ引きという防水加工があるという事と、それをしていない紙の描き味がどんなものかという事を、身を持って味わったのはよい体験だった。
まあ、無理矢理完成させたイラストを納品されたクライアントには、気の毒な話だが(笑、、、どころじゃない)

 天気晴朗なれど風強し 2005.10.19

18日は朝から晴天。そこで、先週すかされてしまった夕焼け撮影のリベンジをするべく、午後から出撃した。
日中は暖かく、まったりと撮影できたが、メイン撮影のトワイライトが近づくにつれて風が強くなってきた。
強風のせいでレフ版は飛ぶし、アンブレラを付けたストロボはひっくり返って壊れるし、薄着のモデルさんはガクガク震えるしで、散々な撮影になってしまった。これで情けない絵しか撮れなけりゃ沽券にかかわるので、自分にもモデルさんにも激を飛ばしつつ撮影続行。なんとか描いていたイメージに近い絵をモノにする事ができた。
19日は2日続けての撮影会。
この日も抜ける様な青空だったが、撮影開始と同時に強風モードで、前日に続いてレフ版は破れるしで散々。
それでも意地になって撮影続行。トワイライト撮影も強行突破したものの、モデルさんの肌はしっかり鳥肌立っていた。
本当に辛い思いをさせてしまって申し訳ありません;;
それでもなんとか撮影は無事に終了。自分的にはモデルさんの苦労に報えるショットも撮れた様で一安心。

カメラマンまりりんは幸せである。
こうやって無理を聞いてもらえるモデルさんがいる事が。
しかしあまり我が儘ばっかり言ってはいけません。今後はもっとモデルさんを大事にします。反省。
昨日今日、おつき合い頂いたモデル様。本当にお疲れさま&ありがとうございました!

 お天気に誘われて 2005.10.16

朝から抜ける様な青空だったので、 先日もらった「前結び帯デモンストレーション」のチラシに引かれて、某所に出掛けた。
前結び帯は、花魁になくてはならない帯び結びだ。その実演をしてくれるのは貴重な体験だと思っていたが、会場に入るとファンシーなイラスト付で「一人で着れる前結び帯」との看板が出ている。
これは、てっきり花魁結びの実演だと思っていたぼくの早とちり(orz)で、一人で着物を着るために前で帯を結ぶデモンストレーションだったのだ。
それでも、花魁や帯の文化について、しばし着付けの先生と話しをする事ができ、帯結びの実演も拝見。
日本は結びの文化で、帯の結び方にも本当にいろんな種類がある。お太鼓と蝶結びくらいしか知らなかったぼくにとっては、当初の目的とは違ってしまったが、なかなか勉強になるものだった。

その後、某所近辺で先日買ったTamron SP28-105mm f2.8 LDの試写をしてみる。
購入以来、ポートレート撮影でいまだ実戦投入していなかったのは、いまいちその画質とピント精度に信頼がおけなかったからだ。
詳しいレポートはカメラフェチの方に書くが、このレンズはなにかとクセが多く、使えるシーンが限定される感じ。
思いっきりピーカンだった今日の結果は上々だったものの、これまで数回の試写をふまえてみると、やはり画質はいまひとつ物足りない。レンズ交換のし辛い野外ポートレートや、スタジオで絞りを絞ってのポートレートには威力を発揮しそうだが、建物がらみや絞り開放での野外撮影では周辺画質や歪曲等、かなり厳しい結果になりそうだ。
今回SP28-105mm f2.8 LDと同時に、SP28-75mmf2.8 Diや単焦点EF85mmf1.8等も合わせて比較してみたが、web程度の画像ならともかく、印刷前提等でよりよい結果を得たいのなら、やっぱり単焦点レンズがベストだと言う、ごく当然の結論に達した。
EOS1Ds Mark2を使い始めて、センサーに着くゴミのためにもレンズ交換しないに越した事はないと思っていたが、これからは単焦点レンズももっと活用する方向でいこうかなぁ。


 お天気には勝てません; 2005.10.12

昨日は午後から夕焼け狙いで撮影に出掛けた。
日中は蒸し暑い程の好天気だったが、午後から次第に雲が張り出し、日が沈む頃にはどんよりとした曇天。
もちろん素敵な夕焼けなぞ望むべくもなく、思い通りの写真も撮れず、すごすごと退散せざるをえなかった。
今日は「平尾台の素敵な写真ない?」とデザイナーさんの急な注文を受けて、お天気もいいし、急遽撮影に出掛けた。
そして別に狙ってもないのにナイスな夕焼け。
まったくカメラマンまりりんは、お天気と素敵なモデルさんには勝てないのだった、、orz

 まったり三連休 2005.10.10

今秋3度目の三連休。久し振りに3日間仕事をせずに、私事に没頭できた。
CGを作ったり、サイトの手入れをしたり、本や雑誌を読んだりと、まったりな日々。
久し振りに「コマーシャルフォト」を買って読んだが、さすがにレベルが高い、、というか、業界誌なのでアマチュア向けカメラ雑誌とは、目指している方向が違うかな〜。
最近は一般のカメラ雑誌を読んでいても、記事も写真も物足りない事が多かったが、コマフォトはいろいろ刺激や勉強になる記事が多く、おもしろい。自分の作品造りの甘さにちょっと凹みつつ、頑張ろうという気にさせてもらえる。これからは初心に帰って、もっと一枚の写真に気合いと集中とアイディアを盛り込まないといけないなぁ。
連休最終日は撮影。 森と湖のある公園で、ファンタジックなイメージで撮ってみた。
今回、近場の公園にしては背景がピシャッと決まり、ウキウキと撮影ができた。
モデル様、一日お疲れ様&ありがとうございましたv

そんな感じで、久し振りに充電できた三連休。
明日からは新たな仕事に頑張ろう!

 目覚ましのない朝 2005.10.06

ここ数日、目覚ましの鳴らない朝を迎えている。
自然に目覚める朝というのは、実に爽快。
からだが必要とする分だけの睡眠がとれるからだろうか。こういうのは自由業でないと味わえない贅沢のひとつだろうねv
特に急ぐ仕事や朝の早い約束がない限り、ぼくは目覚まし時計をかけずに起きる。
余程疲れているか睡眠不足でない限り、体内時計がちゃんと機能するから、機械に頼る必要もないのだ。
朝9時ちょっと前に目が醒めて、まったりと朝食を食べながら1時間程かけて新聞を読む。仕事開始は11時くらい。それが修羅場でない時のぼくの生活リズムだ。
これが一旦修羅場に突入すると、夕食の後仮眠をとって一晩中仕事とか、朝4時に目覚ましかけて仕事とか、生活リズムが狂いっぱなしになる。そうすると運動不足になって、結果太る原因にもなるのだ orz
修羅場前のしばしの優雅な生活を、今は満喫しておこう。

 動画について 2005.10.03

先日、試験的にアップした動画が「見れない」との情報を、各方面から若干頂きました。
これはMPEG4で記録されていますが、閲覧にはQUICK TIME6以降が必要な様です。
QUICK TIME6はMacOS10.x以降には標準インストゥールされていますが、それ以前のクラッシックOSでは、QUICK TIMEのサイトからのダウンロードになります。もちろんQUICK TIME6はWindows用もあります。
Windowsの動画再生プラグインのメディアプレイヤーでのMPEG4の再生情報は、自分には分かりません。
今後の参考のためにご存知の方、教えて下さいませ。
やっぱり動画はまだまだ未知の要素が多いなぁ。

 運動会 2005.10.02

ここ一週間ばかりお仕事撮影が続いていたが、今日は今年最後の運動会撮影。
運動会ではこちらも子供達と一緒になってトラックを駆け巡るから、日頃運動不足のぼくにとっては、体を動かすいい機会だ。
しかし、最近の撮影では、露出を失敗したりフィルムを入れないままシャッターを切っていたりとポカが多かったので、今日こそはビシッと決めてやろうと気合いを入れた。金曜日に購入したレンズにはまだ馴れていないので不安はあったが、30mmの差が欲しくて実戦投入。結果は上々でレンズ交換の頻度が少なくなった分、撮影に集中する事ができた。
しかし午後から雲行きが怪しくなって、とうとう雨が降り出してしまった。雨の中、びしょ濡れになって競技を続ける子供達を、こちらも機材を濡らしながら撮り続ける。結局競技続行は困難なくらいの雨量になってしまい、運動会は中断。
続きはまた来週という事で、まだまだ運動会撮影は続くのであった。

 カメラ友達 2005.10.01

カメラ友達が欲しい今日この頃である。
一番親しくしていたカメラマンが遠くへ引っ越してしまい、回りにカメラの事を話せる友人がいなくなってしまったからだ。
最近、カメラを物色したりレンズを買ったり試写したりと、写真機熱が高まっているというのに、それを語り合える相手がいないというのは、かなり寂しいものだ。
そんな訳で現在カメ友募集中〜(笑)。

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