イラスト日記

2003年 4月


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ラブドール

28th Apr..2003  


最近ラブドールにはまってしまって、ついついHPをあちこち覗いてしまった。
ラブドールとは、実用機能を備えた等身大人形の総称だ。
かつてはダッチワイフと呼ばれていたが、シリコンや人肌の感触に近い素材を多用して、より人間味を増した人形は「ラブドール」呼ばれ、ビニール風船のようなサイケな人形と区別されている。まりのえはまだ現物は見たことがないが、人間の息使いを感じる、リアルドールのようだ。
ぼくも人形には昔から興味があったし、関節可動式の等身大人形の製作を考えていたことがあった。うちには女性向けのお洋服がたくさんあって、それを可愛い娘に着飾らせるのは、ひとつの夢なのだ。更にその人形にポーズをとらせれば、モデルの代わりにもなるかな〜って思惑もあった。
でもそれは常軌を逸した趣味で、公言するのもはばかれると、密かに胸のうちに納めていた思いだった。
だけど、HPを見て回るうちに、ラブドールやボークスの「スーパードルフィー」を「むしゅめさん」と呼んで、慈しんでいる男達の多さにはびっくり。今はそんなおままごとのような行為も、充分「趣味」として通用するらしい。
そう言えば以前、スーパードルフィーをショップに見に行ったが、こちらは回りの友人の予想に反して、まりのえには萌えなかったな〜。
アニメっぽい顔の作りが現実離れしていて、ままごと人形の延長って感じだし、現実に自分の持ち衣装を着せられない。
これは飽くまでまりのえの個人的感想なので、ドルフィー愛好家の方は、気を悪くしないでね。


オリジナルオンリーイベント

20th Apr..2003  


久し振りに参加する同人誌即売会は、PRESENTsにも執筆して下さっている方の主催する、創作オンリーイベント。健全創作は風前のともしびっていうこのご時世に、創作オンリーイベントを主催しようという熱意と行動力が素晴らしい。
「創作オンリーイベントに参加しても、どうせサークルは少ないしお客も来ないだろうから、売り上げは望めないよね〜」と思って、参加はそう乗り気じゃなかったけど、それは惰性で創作活動をやっている年寄りの、小賢しい打算だったかもしれない。
久し振りのオリジナルイベントは、それなりに創作のパワーがあって、新鮮。
「よし、頑張ろう」という気持ちを盛り上げてくれるものだった。お客も創作目当てで来ている分、ヒット率が高かったし。
欲をいえば、便箋サークルが多かったのが残念。もっとマンガを描いてほしいな〜(と、一年以上マンガを描いていないまりのえが言う)。


撃ってから考える国

10th Apr..2003  


忙しさにかまけて随分日記をサボっている間に、イラク戦争は終結に向かっていった。
「アメリカでは年間の銃による死者が、他の国に較べて桁はずれに多い、それはアメリカ人は撃ってから考えるからだ」
と、某人のエッセイにあったが、言い得て妙だ。
「だって撃っちゃったもん」という、既成事実でなしくずしにしてしまう幼稚な論理が、今回のイラク戦争に垣間見える。
気に入らない奴はさっさと殺してしまえと、アメリカは執拗にフセイン大統領の居場所に爆弾を落した(失敗続きなのが笑えるが)。
今、アメリカではミリタリーグッズが流行り、陸軍への志願者が増えているという。
やっぱりアメリカとはそういう国なのだ。