イラスト日記

2002年 5月


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インチキ広告に注意

27h May.2002 


今朝の朝刊の折り込みチラシに某ダイエット会社のものが入っていたが、こいつはひどかった。
掲載されている使用前の写真は、明らかに画像を加工してあるのだ。一般人は騙せてもまりのえは騙せないぞ。
よく、ホワイトバックに水着姿で使用前と使用後の比較を載せているものがあって、これだと体型も修正しやすい。でも問題のインチキ写真は、街角で撮ったスナップを、無理矢理ブタにしたものだったのだ。服のシルエットや首筋の肉のつき具合なんかで加工してることは一目瞭然なのだが、写真を加工するということを知らない一般の人は騙されるだろう。
食品の産地偽造や添加物の詐称など、最近は恥も外聞もなく企業が嘘をつく時代だ。いったい正義はどこに行ったのだろうか?


Beauty-Q写真展

20th May.2002 


今日から相方カメラマンのTakaya氏と合同で「Beauty-Q」写真展を催す。これまで撮り溜めたモデルさん達を福岡のプロラボギャラリーで大判プリントで公開しようというわけだ。まりのえはイラストの個展や展示会ならばいろいろ経験もあるが、写真の展示ははじめて。ちょっとドキドキなものがある。もっと周到に準備すればよかったな。フライヤー作ってイベントで配ったりオファーしやすいように案内作ったりとか。なにせ引っ越しに紛れてほとんど付け焼き刃で開催にこぎつけたものだから、いろいろ悔やむところがある。
だけどこういう展覧会は結果がすべて。言い訳は見苦しいだけだよね(…って言い訳してるじゃん)。


眠りの王国

19th May.2002 


小倉でのイベントの後、以前から気になっていた某○塚家具に行ってみた。ここは輸入家具をメインに販売している、北九州有数の高級家具店だなのだ。インテリア大好きのまりのえとしてはぜひともチェックしておきたい店のひとつである。
まずは入口にはドアレディが控えていて、深々とお辞儀してきた。
「いらっしゃいませ。当店へのお越しは初めてでございますか?」
「ええ…」
「それでは係りの者が案内いたしますので、あちらのカウンターで御記入下さいませ」
「自分で好きに見れないんですか?」
「当店は福岡ドーム程の広さがございますので、お客さまのおためにも、まずは係りが案内いたします」
「…」
と、言われるままにホテルのフロントのようなかしこまったカウンターで住所氏名を記入。少し待たされて案内役の女性が来た。彼女はどうやらまりのえの担当になるらしい。しかも記入欄の見たい家具に「ベッドとチェスト」と書いたにもかかわらず、真っ先に案内されたのはひとつのソファの前。
「このソファをご覧下さい。これは日本では当家具店でしか扱っておりませんソファでございます。値段的にはこれより高いソファはございますが、このソファは世界一の物でございます。このソファには4頭分の牛皮が使用されております」
と案内嬢。おっと〜。いきなり自慢モードかい。更に美術館の展示物クラスだの世界一だのをいくつも見せられて、目的のベッドに行き着いたのはかれこれ入店から1時間もたった頃だった。もっともまりのえはそういうのうがきを聞くのはか〜なり好きな方。アールヌーボー調の家具やマリーアントワネットのシャンデリアだのはもう芸術品って感じでよかったし、それぞれテーマを持って展示してあるインテリアはどれも見事。楽しく見せてもらった。
さて、本命のベッドだが、
「まずこちらに横になられて下さい」
と、いきなりあるベッドに寝かせられた。
「こちらは世界一のベッドマットと羽毛布団でございます」
とまたまた御自慢モード全開。ところが「世界一」と自慢するだけあって、これが本当に気持ちいい寝心地なのだ。羽毛布団はまったくといっていい程重さを感じない、まさに羽のような肌触りだし、マットはからだのラインをしっとりと包み込むふかふかさで、その名のとおり「KINGDOM」な感触。一発でまりりんを虜にしてしまった。まったく某大○家具も意地が悪い。これじゃあその後にどんなベッドを選んでも、不満になるじゃないか。
とにかく「家具屋の店員」というよりは「ブティックのマヌカン」といった感じの、ノリノリの店員嬢のおかげで3時間たっぷり家具三昧してしまったまりのえだった。まったく○塚家具は侮れない。


MacintoshG4/1GDual

16th May.2002 


今日、新しく買ったMacintoshG4/933が納品されてきた。しかし中身を確認する間もなく、福岡へ写真展の準備に出かける。これがのちに幸いをもたらす。Takayaさんに写真展用の画像をプリントしてもらいながら、話は自然とG4の事に。そしてまりのえは大きな誤解をしていたことに気づいたのだ。
『G4/1GDualはクロック500のCPUがデュアルで1Gなのではなくて、1GのCPUがデュアルで搭載されている』のだ!
まったく爆笑ものの勘違いである。
常々まりのえは「クロック1GになったらMac買い替える」と言っていた。今回933で妥協してしまったが、俄然この1GDualに心が揺れてしまった。
そうなると哀れなもので、G4/933はまりのえからまったく愛情をそそいでもらえなくなる羽目になる。ここは933のためにもまりのえの精神衛生のためにも、ぜひ1GDualに乗り換えなければ!


めしの種

9th May.2002 


例えば年に数える程しか写真を撮らないようなアマチュアが、Nikon F5やD1-X、Canon EOS1Dのような最高級カメラ(35mm)を買ったとしたら。またはパソコンはインターネットのみ、それも週末にしか触らないような人がMacintosh G4 1.6Gを買うとすれば、それはまぎれもなく贅沢である。
だがプロが道具として信頼できる最高級機を買うのは、それは見栄でもなんでもなく、生きるための仕事道具なのだ。
プロのカメラマンがお金がないからと言って、撮影に必要なフィルムを買わないということがあるだろうか。だからまりのえも、例え毎日を白菜の漬け物だけで過したとしても、どんなに高価でも自分が必要だと判断した道具は買うわけである。それがプロっていうものだ。
勿論、ものには限度があるけどね。それに毎日白菜だけだと、ダイエットにいいかも(笑)。


アフターイベント撮影会

6th May.2002 


今日はイベント終了後の撮影会。Beauty-Q福岡スタジオにて夕方から撮影に入った。
終了したのが11時くらい。なんとかその日中に終わらせることができた感じ。
このアフターイベントでの撮影会は、Beauty-Qの恒例として、定着させることができればいいなと思っている。


洗濯三昧

2nd May.2002  


連休も中休み。天気も快晴だったので、引っ越し中に溜まった汚れ物の洗濯三昧と決めた。一日中洗濯機を回してカーテンからなんから全部綺麗になって気分爽快。今年のGWは後半は天気が悪いようで夕方にはもう雨模様。「博多どんたくには雨が降る」というジンクスは、今年も健在だったようだ。


祝! Dessinateur独立8周年

1st May.2002  


わがDessinateurの独立記念日を、今年は新しいアトリエで迎えることができた。
今年は巷の超不況も相まって、仕事的にはノルマ割れの厳しい毎日が続いている。だが向い風だからといって、いつまでも状況に甘んじていてはいけない。逆風を間切って前進する帆船のように、向い風をも味方につけるように、コペルニクス的展開で頑張らねば。