HP開設1周年
1st Jan.2001
あけましておめでとうござます。
「今日から21世紀になったんだ〜」という感慨はそれほどなく、ごく、普通の一日が始まったような2001年1月1日の目覚め。
それというのも年末から続いている修羅場のせいだ。
今年は暦の関係で正月休みの後にすぐ成人式の連休。そのあおりを喰って、5日には各イラストを納品しなければならず、
逆算すると正月も働かねばならない計算になったわけだ。まったく「降れば土砂降り」とはこのこと(何度も使ってる諺かも)。
とりあえず宮地嶽神社に初詣で。スケジュールの都合上夜中に行ったが、さすが21世紀最初の初詣でだけのことはあって、人出は多いようだった。
そう。それでうちのHPも開設以来1年が経ったのだよね。
去年はコンテンツもまだまだ充実していなかったし、デザインもいまいちイケてなかったこともあり、あまり宣伝活動をしなかった。
今年はそろそろ自信をつけて、もう少しアクセスを増やせるように努力してみよう。
みなさん今年もよろしくお願いします。
自分にご褒美
15th Jan.2001
納品〜修正、納品〜修正の繰り返しで、なかなか仕事がはかどらない上に、どうしたことか次々に去年の残りの仕事が舞い込んでくる。
おかげで正月からこっち、アトリエに軟禁状態。七草粥にもどんと焼きにも縁のないまま、月半ばまで過ごしてしまった。
こういう風に自分のままならない状況が続くとか〜なりのストレスが溜まり、自分の場合高額な買い物に走る傾向がある。
今回もビデオの編集にかこつけて、「やっぱ21世紀はデジタル録画だよね〜。S-VHSなんて古い古い! やっぱ自分にご褒美っしょ!」
と、わけわかんないこと口走りながらVictorのD-VHSビデオデッキを購入。また借金を増やしてしまった。
初詣で
24th Jan.2001
三社参りの最後は宇佐神宮。全国八幡宮の総本山へのお参りは、はずせないところでしょう。
今年の自分の運気はどんなものだろう。
一昨年はあがくほど深みにはまっていく凶の年だった。去年はいわば一昨年の病後で、まだまだ体力不足ですぐに息切れするという感じ。
さて今年はというと、ズバリ「厄」だ。
だがそれは必ずしも「凶」というわけではなく、エネルギーの流れが激しい「乱気」だという予感がする。
運気の波を上手く掴めばいろんな面での収穫を望めるが、ひとたび波に乗り損ねると次の波をもろに食らって沈没しかねない。
宇佐神宮でそういう天啓を与えられ、まりのえの今年の方針は決まった。
今年はまりのえ活動の集大成。
今まで宣伝活動はあまりやらなかったが、今年は商業イラストだけでなく自分の趣味的活動をもっとアピールしていく。
アトリエ移転は3年先まで延期。今は時期ではない。現在与えられたパイの中で頑張るということだ。
去年までの心理的閉塞感をいっきに打開できる様、今年は気力充実で頑張るっす!
コスプレ雑誌計画
28th Jan.2001
ドームで久し振りのイベントエントリー。本の売れ行きは相変わらず低調で、今年もか〜という感じ。
でも今回のドームは別の目的があった。それは新しいモデルの発掘だ。
ぼくが撮りたいのはコスプレ写真じゃなくて、もっと私的なもの。自分のイメージしたビジュアルを表現するのに協力してくれるモデルさんだ。
「それなら正規のモデルを雇えばいいじゃないか」という話になるだろうけど、悲しいかなお金がない。
それにビジネスとしてモデルを撮るのではなく、やはり自分が思い入れした子を撮りたいから、
「今日こそ素敵なモデルに巡り合える」と期待しながら、こうしてイベントにカメラを抱えていく。
だが残念なことに、素質のありそうなモデルはちらほら見かけるんだけど、いまいち踏み込めない。
ではモデルの信頼を得て、自分の望む写真を撮るにはどうすればいいのか? それで今日思い到ったことは、なんたって結果を示すことだ。
「自分はこういう写真を撮っていてこういう活動をしているんだ」と、もっとアピールすることだ。
福岡でやはり同人コスプレ写真集を出している人がいる。
「この程度の写真集ならオレでも作れるぜ」と、その写真集を批判する人は多い。
確かにつまんない写真集なのだが、それでも「出版した」という形に残る結果を出しているということは立派だ。
口先だけで批判するばかりで実行が伴わない連中は、結局敗者だ。やっぱり何事もやった者が勝ちなのだ。
そこでいろんな思惑を込めて、性懲りもなく今春コスプレ写真雑誌を立ち上げることにした。
既存の同人コスプレ本と差別化を計る意味でも、CGを多用した商業誌っぽい作りにして、
なおかつ「続ける」ことを前提にしてある程度のフォーマットを決め、更新しやすい内容にしていく。
さらにコスプレイヤーとカメラさん。そしてゆくゆくはコスプレスタジオや衣装屋とを繋ぐ情報誌的な役割を持った雑誌にする予定。
今まで準備号を出した時点で燃え尽き現象を起こしていた感のある雑誌創刊だが、今度こそは続けて行こうと思うので、みなさん応援よろしく!
G球団監督
30th Jan.2001
去年コンペ用にイラストを描いた、某球団を所有する新聞の宮崎県全面広告の結果を教えてもらった。
「ああ、、あれはね」
と担当のデザイナーの浮かない口調。こりゃダメだったのかなと聞くと、「いや。取れたんよ」との返事。
「でもデザインが大幅に変わってね」
「イラストメインだったでしょう? どうなったんですか?」
「N監督の写真をど〜んとメインで載せることになったんよ」
「ええ〜っ?! まあ、仕方ないですね。なんてったって宮崎県の広告で所有球団ですから」
「それでね。悪いけどコンペ料、これだけで上げて頂戴」と、片手指。
「、、、」
もう沈黙するしかない。
だいたいN監督の出演費がなんぼのもんかは知らんが、末端のイラストレーターにしわ寄せするとはセコすぎる。
FAで有力選手を札束積んで獲得するくらい金満なんだったら、たかがイラストレーターに払う数万円をケチるようなまねをするな!
この一件でぼくはG球団とN監督がますますキライになった。