長い間沈黙を守ってきたOLYMPUSがいよいよ蠢動を始めた。
去年の秋のカメラショーで新機種を発表しなかったかわりに、「来春には耳を揃えて借りを返す」とリップサービスしてくれていたものの形が、少しづつ見えてきたのである。
そして3月5日には、フォーサーズDSLRの新機種が3台同時に発表になる様だ。
自分もこの1年程E-500を使ってきて、フォーサーズの自分的優位性を感じ、その欠点を克服した新機種を待望してきただけに、3/5の発表は待ち遠しい限り。
おりしも一昨日には、CanonがEOS 1D MarkIIIを発表。
自分がターゲットにしている1Ds系のカメラは、これまでだと1D発表から半年程度後に発表されてきたので、この経験則からいうと、1Ds
MarkIIIは9月発表の11月発売くらいになりそうだ。
今回発表の1D MarkIIIは、噂されていた革新的な機能はなく、正常進化とでも呼べる様なオーソドックスかつ、手堅いブラッシュアップ。CMOS1010万画素の秒10コマ、ライブビュー可能でゴミ取り機能付きと、ある意味OLYMPUSの後追いをしてきているものだ。
ゴミ取り機能は多画素化したレンズ交換式カメラには必要不可欠なものだと痛感しているだけに、今回のゴミ取り機能搭載は福音。
次期1Ds MarkIIIにも当然搭載されることだろう。
自分的カメラの使用法は、ボケ再現に優れ、大画素をフォローするフルサイズ系カメラと、小型軽量で被写界深度の深い4/3の2本建てが理想。
しかし、現在の自分のラインナップでは、フルサイズの1Ds MarkIIは、レンズ交換がいろいろできるにもかかわらず、ゴミが入るのが怖くてそれを有効活用できなかったし、4/3では、フォーマットの有効性を認識しながらもE-500はボディが貧弱過ぎて仕事に投入できないし、E-1はボディの出来はいいとしても画素数が足りないと、中途半端なものだった。
それが今年中には、それぞれの欠点をフォローした機種が出ると思えば、心強い限りだ(必ずしも、今年中に両方を買うって訳ではないorz)
とりあえず今は、3/5のOLYMPUSの発表を楽しみにしようv