2005.05

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 ■RAW現像に関する私見 2005.05.031

先日の事だ。
「雑誌で『RAWを使え』って書いてるからRAWで撮ってるけど、現像が面倒臭いし大変なのに、仕上がりはふつうにJPEGで撮ったのと、どこが違うのかわかんない。RAWで撮る意義は何?」
と言う質問を友人から受けながら、かつて写真雑誌が「ポジフィルムで撮れ」と盛んに勧めていたのを思い出した。
写真上達のためにポジフィルムで撮影するのは、確かに意義がある事だ。
ポジフィルムはシャッターを切った瞬間に写真の出来が決定するから、自分の撮影の技量がダイレクトにわかる。フィルム粒子も細かいし保存性もいいので、作品として残すにはうってつけのフィルムだ。
しかし、失敗が許されないシーンで、一般的なアマチュアカメラマンがポジフィルムを使うのは、あまりにもリスキー。
特に女性ポートレート等では、ポジの硬調な描写よりネガプリントの柔らかい描写の方が、自分的には好ましい。
別に印刷原稿に使うとか、本格的に写真の修行をしたいとか作品を作りたいとかいう訳じゃないのなら、ポジフィルムにこだわる事はないんじゃないだろうかと、雑誌を読みながら思っていたものだ。
写真がデジタルになった今、雑誌では「RAWで撮れ」と勧めている。
RAW撮影は、一般的なJPEG撮影より有利な面が多々あるのは確かだ。ポジフィルムの様にダイレクトに撮影結果が反映されるJPEGに較べて、ネガの様に現像段階であれこれいじれるRAWの方が、撮影が簡単と言えなくもない。
しかし、プリント知識や色知識の乏しい一般アマチュアカメラマンに「RAWで撮れ」というのは、いきなりラボのプリント現像機を与えて「ほれ。これでプリントしてみろ」と言うのと同じくらい無謀な提案なのではないだろうか。色相色環相対色や色温度、デンシティフェリア・カラーフェリア等に及ぶ適確な知識がない限り、羅針盤もないままサンフランシスコを目指して出港するのと同じくらい、無謀な事だ。

とまあ、前置きはこのくらいにして、乱暴な結論を言えば、自分的にはRAWで撮ってもJPEGで撮っても、最終仕上がりには無視できる程度の僅かな違いしかないと思う。(この「僅かな違い」が大事な時もあるけどね)
RAWで撮ったからといってよりシャープに写る訳でもなく、適正露出を得られる訳でもない。RAWの魅力のひとつは16bit出力だが、一般的なPCやモニタ、プリンタの色再現力は8bitなので、ディスプレイやハガキ程度のプリントで見る限り16bitがすごく綺麗という訳でもないのだ。
ではRAWを使う意義は何もないかというと、勿論充分に使い勝手がある。
まず16bit出力。16bitデータなら、多少の色補正でもびくともしないのが嬉しい。
次に非圧縮。JPEGではエッジ等に多少の圧縮ノイズが出る事があるが、RAWデータなら基本的にそれがない。KG版程度のプリントやモニタに納まるくらいの画像サイズなら問題ないが、大伸ばしプリントの時は圧縮ノイズは大敵なのだ。
その他、RAWは後処理ができる設定がいろいろあるので、撮影段階で迷っている事を、家に帰ってPCに向いながらじっくり考えられるという利点もある。
また、RAWなら多少の露出ミスはフォローできるし、ホワイトバランスもPCで確認しながら自由に変更できる。タングステンカラー等もPhotoshopでそれっぽく見せるより、RAWの色温度設定で見せる方がより自然で綺麗だ。
ただ、それらの設定は撮影段階でできる事だし、迷ったままの撮影は、中途半端な絵柄になりかねない危険を伴う。
RAWを否定する訳ではないが、安易な先送り処理は写真の腕を錆びれさせる元だ。
「この部分は撮影段階で処理して、あの部分はレタッチかRAWでフォローしよう」と、写真の上がりを具体的にイメージしながら、撮影時にやる事とPC処理時にやる事を上手に振り分けるのが、大切なのではないだろうか。

ちなみにカメラマンまりりんは、一般的なポートレートはほとんどJPEGで撮影し、大伸ばし(B2以上)の予定のあるお仕事写真は、非圧縮16bitを利用するためにRAWで撮っている。
一度の撮影で数百枚単位を撮るポートレートでは、RAWで撮ると後の現像で莫大な時間と労力とディスク容量を費やしてしまうのがイヤというのもあるが、撮影時に自分のイメージを固めたいという理由で、フィルムを選ぶ様にカメラ設定を変えながら、発色を調整している訳だ。
勿論、最終段階でかなり色をいじってしまう事もあるけどね(笑)。


 ■ロリ 2005.05.028

久し振りに撮影で遠出をした道すがら、モデルさんとお洋服の話で盛り上がった。
まりりん@茉莉佳は、筋金入りでロリが好きだ(笑)。
最初に好きになったのは、高校生の頃(遠い目)に「魔法の家」というセレブ御用達系ブティックのロングドレス。店頭のトルソーに飾ってある、レースたっぷりの紫のロングドレスを物欲しげに眺めている詰め襟姿の男子高校生は、なかなか滑稽なものがあったかもしれないv
その後はPINKHOUSEに転んで、その一方で今はなきMILK魚町店に出入りする様になったが、当時は「ロリータ」というファッションは今程確立されていなくて、ロリ系のお洋服を置いてある様な店は、ほとんどなかった。
茉莉佳は少女マンガ家を目指していたが、作中やイラストに描いていたキャラの衣装は、ロリ以外にガーターだのビスチェだの、結構奇抜なものが多かった。「あんたの描く服は外で着れないよ」とよく言われていたものだ。
時代は変わって、インナーもファッションの一部に取り入れられる様になって、自分的には喜ばしい限り。
ビスチェやベビードール、コルセット、ガーターベルトといったインナーアイテムも、いやらしい目で見るのでなく、「エロかわv」と言って外着にアレンジするのは、やっぱり女の子がススンだ証しかなv
とりあえす、そんな話をしながらの今日の撮影会だった。
撮影の他に、ロリータなお話しを聞かせて下さったモデルさん。ありがとうございました。

 ■なんとかしてよG5 2005.05.026

修羅場のあおりを喰って、1ヶ月もずっと床に転がっているままの可哀想なG5を、ぼちぼち設置しようと思って手入れを始めた。
G5はOS-Xしか使えないが、ぼくはまだXには不馴れなので、いろいろ戸惑いながらのセットアップ。
とりあえず内蔵HDを足して、メモリを4Gばかり(さり気に自慢v)入れてみて、タブレットを繋いで、Photoshopをインストール。
ここ迄はなんとか正常に動作したが、インターネットに繋いで他のMacとLAN環境を作ろうとした所で轟沈。ただでさえ分からない設定がOS-Xのおかげで更に不可解なのだ。
そんな訳で、G5が稼動するのはいつになるやら、、、はう。

 人はどうして山に登るのか 2005.05.023

久し振りにゆっくりと夜を過している。(といってもサイトの更新でアタアタしてるが、これはプライベートなのでv)
ここ数ヶ月はずっと夜も仕事モードで、おちおち夕食も落ち着いて食べられない状態だったが、今日はこの後仕事をしなくていいんだと思うと、しばしの開放感。
「コツコツ」とか「一歩一歩」とかいうのが苦手なぼくとしては、途中数回キレそうになった今回の修羅場だったが、こうして終ろうとしている今は、「頑張ったなぁ自分」と、満足感を感じる。
イラストレーターの仕事は、山登りに似ている。
登る前は道程の険しさ遠さに欝々としてしまう事もあるが、なにかしらの楽しみを見つけつつ、自分を鼓舞しながら、少しづつ前進していくしかない。自分がやらなきゃ、何も進まないのだ。誰も頂上へは連れていってくれない。
頂上へ至る道程は厳しいものだが、振り返ると自分が歩いてきた道がある。素晴らしい景色がある。そして苦労して山頂へ到達した時の充実感は、格別だ。
「どうして山なんかに登るの?」
と聞かれても、理屈じゃない。山登りの快感は登った事のある者にしかわからない。
そんな一瞬のエクスタシーを味わいたくて、また山へ登るのだ…
等と綺麗ごとを言っても仕方ない。
仕事しなきゃ生きていけないし、写真も撮れないからだvv
勿論、好きでないと続けられない仕事だし、自分の仕事には誇りとやりがいを持っているのは当然の事だ。
でもやっぱり仕事は大変っすよ。
また明日からは残りのお仕事を片付けなきゃ、、、はう。

 ありがとう50000ヒット 2005.05.022

昨日Beauty-Qのカウンタが50000を超えた。
これまで訪れて下さってきたゲストの方々、本当にありがとうございます。
毎日サーバーから届けられるアクセス解析を見ていると、BQの中ではCosplay-Qがアクセスが多い様だ。

ギャラリーも更新予告日付近にアクセスが増えている所をみると、みなさんやっぱりチェックして下さっている様で、予定日に更新できないとすまない気持ちになってしまう;(今回の更新も修羅場の関係で大幅に遅れてます。すみません;)
長かった修羅場もようやく終わる気配をみせ、来週あたりからは自分の時間も作れそうなので、溜まりまくったCGを作ったり更新したりと頑張るつもり。
これからも仕事やなんやの関係で、行き当たりばったりの更新になるだろうけど、Beauty-Qを応援して下さいvv


 Congratulation 2005.05.015

先日5月12日は、BQモデル愛月藍夜さんの前撮り。
そして今日5月15日が結婚式だった。
「結婚式の写真と前撮りは、絶対まりりんさんにお願いしますからね!」
「勿論。絶対に撮らせてね!」
と、前々から約束していた通り、この度の挙式でどちらもしっかり撮影させて頂いた。
前撮りは式場専属のカメラマンがいる関係でメインでは撮れなかったが、その分、一般的な婚礼写真とはひと味違う写真を心掛けたつもりだ。
結婚式でも、席に落ち着く暇もなく撮影三昧。
「この10年間で一番輝いて見えた瞬間」というのは月並みな表現だけど、それが今日の藍夜ちゃんの、カメラマンまりりんとしての偽らざる感想。 ご存知の通り(笑)のご本人の天然ボケと素朴さが滲み出た、ホロリとさせる様なよい結婚式で、それをぼくが記録できた事は、やはり光栄な事。

愛月藍夜さんはBQモデルさんの中でも、初期メンバーのひとりだ。
そして彼女は、ぼくのファーストモデルだった。
まだセーラームーン全盛期だった10年程前。「今日は何かコスプレでも撮るか〜」と、久し振りにカメラを持って参加した時、愛月藍夜さんもちょうど、ムーンのコスプレで初参加していた。 その時何気なく写真を2.3枚撮らせてもらったが、ファインダー越しに見た彼女の笑顔が忘れられなくて、引き返して再度撮影をお願いしたのをよく覚えている。
当時はまだ、レイヤーさんとカメラさんがイベント以外の場所で個人的に撮影する事は殆どなかったし、Beauty-Qを立ち上げるどころか、インターネットも普及してなく、撮った写真を発表する場もなかったけど、彼女を作品として残したい衝動にかられて、思い切ってモデルに誘ってみた。
以来、いろんな彼女をフィルムやメディアに残し、それなりに仲良くなって恋の相談や人生相談なんかにも乗ってあげて(笑)、モデルとカメラマン以上のおつき合いをさせていただいたものだ。
ある時、彼女が失恋した直後に撮影をした事もあったが、移動のクルマの中で睫毛を伏せて細い肩を震わせ、ひっそりと泣く藍夜ちゃんの姿は、儚くもいじらしく、心が揺れたものだ。 そんないくつもの思いを経てきた彼女を知っているだけに、ようやく幸せを掴む事ができて、ぼくも彼女の肉親に劣らない程祝福してあげたい。
「男と女なのに、よくただの友達とかモデルとかでいられるよね」
と、言われる事もあったし、ぼくが彼女に恋愛感情を持たないのを不思議に思う人もいたが、モデルを頼むのと恋愛は話が別。ぼくは男女間の友情は成り立つと信じている。
勿論、ときめきがないと写真は撮れない。
でもそれは『彼女を独り占めしたい』とかいう恋愛感情なんかではなく、純粋に表現者としてのモデルへの愛情なのだ。
「カメラマンはモデルに愛を注ぎ、モデルはそれに応えてくれる」というのがぼくの理想なんだが、藍夜ちゃんとはそれがちょっぴり実現できた気がする。
あれから10年。
BQモデルさんもたくさん増え、いろんなモデルさんを撮る様になったが、その誰ともそういった信頼関係を築いていきたいという気持ちは変わらない。
そして、「婚礼写真は絶対まりりんに撮ってほしい!」
と、また言われる様になりたいかなvv

愛月藍夜さん。ご結婚おめでとう!
お幸せに! そしてこれからもよろしくねvv


 元気100倍 2005.05.011

前回は、読んだだけで欝を感染(うつ)されそうな日記だったにもかかわらず、たくさんの陣中見舞いカキコや応援メールありがとうございました!
こんなにもたくさんの方が見ていてくれて、助けて下さると知って、まりりん&茉莉佳大感激です。
これじゃあいつまでも憂さ憂さしてられませんね〜。頑張ってお仕事こなして復活しますvv
そして素敵写真を撮って、素敵CGを作って、ついでに素敵新刊を発行する事が、みなさんへのご恩返しになると思います。
とりあえず来週いっぱいまでは修羅場りますが、それが終われば、ドカンといろいろやりましょう!
大爆発に付き合って下さる方。よろしくお願いしますvv


 GWの終わり 2005.05.07

今年のGWももう終わる。
最終日の明日は福岡ドームでのイベントに参加予定だったが、仕事のため欠席。
GW前には「今年は10連休とって部屋の改装をしてG5を設置するぞ〜」と予定していたのだが、いざ連休を終わってみると、結局休めたのは1日だけ。それも「休んだ」というよりは「放棄した」って感じで、今年のGWは独立以来最悪のものになった。
まあ、仕事が来るってのは喜ばしい事だし、連休といっても働いている人だって大勢いるしと、ポジティブに考える様にはしてるんだけど、こうもずっと休みもとれない状態だと、やっぱり憂さ憂さしてしまう。来週は来週で大事な予定が2日あって、その合間を縫って溜まった仕事をこなさなきゃならない。今日も仕事の件でかなり苛立ってしまったが、来週もどうなる事やら。気力体力共にもう限界が近づいているので、今から憂鬱。
すみません。今日の日記は読んだ人に欝を移している様です。
来週はぼくに構わないで下さい。
でも陣中見舞いメールや応援カキコはして下さい。すごく喜ぶと思います。恩にきそうですvv
そしてこの修羅場が終われば、ドカンと一発いきたいっすね〜(遠い目)。


 ダンスにまつわるエトセトラ 2005.05.06

と言うわけで「Shall We ダンス?(日本版)」を観て、久し振りにダンス熱に火がついてしまった。
なにを隠そう(隠してないが)ぼくは、断続的ではあるが5年程社交ダンスをやっていたのだ。 勿論きっかけは「女の子に触りたいから」とか「憧れの先生がいたから」とかいう不純なものじゃなくて、当時はまっていた「PARTNER」というダンス漫画で、華麗で優雅なダンスの世界に魅了されたからだ(充分不純vv)。
社交ダンスはヨーロッパ文花の華。
「社交界」のない日本ではなかなか理解されないものだけど、歌舞音曲は紳士の「たしなみ」なのだvv

まだダンスなんてものを、よく知らなかった頃の話だ。
当時やってたバスガイドの仕事で、ダンスパーティの会場にお客を乗せていく仕事についた事があった。
お客さんは行きの車内でダンス談義に花が咲き、ステップの復習に余念がない様子。とうとう、口で説明するのがもどかしくなったらしく、「走っている時はおやめ下さい」というぼくの制止も聞かず、みんなでバスの通路に立ってステップを踏みだす始末。いい歳したおじさんおばさんがこんなにも夢中になって踊り出す社交ダンスって、一体なにもの?? とその時、初めてぼくは「社交ダンス」というものを知った。

ダンスを始めて、ようやく一通りステップが踏める様になった頃の話だ。
社交ダンスは男性と女性が一体となって踊るために、一般的日本人には『いかがわしい』(笑)と思われる事もある。ぼくも初めの頃は遠慮とか抵抗とかがあった。でもレッスンを続けるうちにそういう接触にも慣れてきて、相手が異性である事を特別意識しないで踊れる様になってきた。そんな時、新しい女性がダンス教室に入ってきたが、その彼女がすんごい巨乳なのだ(笑)。
まだ青い盛りだったぼくはドギマギした気持ちを抑えて、相手に気付かれない様に、ステップを踏みながら秘かにその揺れる谷間を盗み見ていた。
ところが彼女は、
「まりりん(仮名)さん。胸ばっかり見ないで下さい」
とうつむいて赤くなってしまった。なんのこたない。ぼくの態度は露骨なヲヤジ目線だったらしい;
彼女も恥かしかったかもしれないが、そんなヲヤジ態度をとっていた自分を見透かされたのも、ムチャクチャ恥かしかったっすよ〜。男煩悩は罪。
また当時、一緒に習っていた女の子の中で、ぼくが好きになれない女性が3人いた。
練習の時は同じパートナーと踊ってばかりいないで、順に相手を変えるのがマナーなので、ぼくは好きな子とも嫌いな子とも、平等に踊っていた、、、つもりだったが、
「まりりん(仮名)さんって、私の事が嫌いなんですね〜」
と、その3人共に言われてしまったのだ。
日頃ポーカーフェイスのフェミニストを装っていたぼくだったが、なんのこたない、回りから見れば魂胆バレバレらしい。女の子の勘の鋭さに舌を巻ながらも、分りやすい性格&態度の自分が情けない、青き日のまりりんだった。

イラストの仕事を始めて一時ダンスから遠ざかった後、運動不足解消のため、新しい教室に通いだして暫くたった頃の話だ。
「一緒にコンペ(競技ダンスの事)に出ましょ!」
と、当時個人レッスンを受けていた先生(ちなみにぼくより20歳年下。可愛い)に誘われた。
それまでダンスはたまのパーティで楽しむ程度で、競技ダンスなんて別世界の話。自分が出場するなんて考えた事もなかった。
しかし先生(可愛い)の熱心なお誘いに「それもいいかな」とエントリーしてみたが、それは大それた決心だった。
生まれてこのかた、人前で競技や演技などした事がないぼくが、いきなり大観衆の前で踊って点数をつけられるのだ。
練習はしっかりやったが、競技会当日はそれこそ役所広司並の大緊張。(勿論まりりん(仮名)は役所広司の様にイケてない)
ライトを浴びながら先生の手をとってフロアの中央に進み出たのはいいけれど、いざワルツの音楽が流れ出すと、緊張のボルテージは一気にマックス。先生をリードしながらも、脚はガクガクで、小刻みに膝が震える始末。
『おい! 膝震えてるよ自分! ホントに緊張すると膝ってガクガクになるんだ;; 情けね〜』
と心の中でつっこみを入れながら、なんとか1分30秒を乗り切った。
曲が終わってほっと安心して退場する時、先生(可愛い)がクスリと笑って
「まりりん(仮名)さん。脚。震えてましたね」
と茶化した。
先生(可愛い)にはこんなみっともないとこ見せたくなかったのに、ここでも自分の小心ぶりがバレまくって赤面恥面。
「こんな人前で踊るの初めてだったんで、緊張しちゃいました。すみません;」
とあやまると、先生は慈悲深い微笑みを下さった。
ぼくより20歳年下だよ〜、先生ぇ〜。やっぱり先生(可愛い)は先生の貫禄があるのだv
ちなみに踊りはうまくできた様で、合格でしたvv

そんな恥ばかりかいてきた社交ダンスだが、それさえ厭わない程猛烈に楽しい。
こればかりは踊った事のない人にはわからない快感。
まさに「同じアホなら踊らにゃ損損」なわけだ。
う〜ん。ダンスしたいっ!


 噂の真相 2005.05.05

某デジカメ掲示板で「EOS1Dn」という新型EOSデジカメの噂が流れている。
■1200万画素
■秒6.5コマの連写性能
■9ポイントAF
■2900ドル
というのが主な性能で、発表は6.7月、発売は秋以降というものだ。
いろんな憶測が流れているが、20Dや1Dmk2が発売されてすでに1年。ハイクラスの新型カメラが登場してもおかしくない時期だ。EOSDigitalラインアップはまだまだ完成してないだけに、そのニッチを埋めるカメラの発売が待たれる所。
廉価版EOS1000のボディの流用みたいなD30に改良を重ねて辿り着いた
20D系は、いくら性能が上がったといっても1D系の信頼性や操作性には及ばず、あくまでアマチュアユースのカメラでしかない。初の普及型一眼デジカメだったD30からすでに4年。そろそろフィルムカメラの流用ボディではなく、デジタルに特化した革新的なボディを作ってもらいたいものだ。CMOSサイズは不明だが、希望的には中途半端な1.3×よりもやはりフルサイズでお願いしたい。
NikonはD2xという信頼性の高いボディを作り、OLYMPUSは超音波ダストリダクションで頑張っている。そろそろCanonもEOS3並みにカメラの信頼性を高め、インターフェイスを1D系に揃えた、プロのサブ機として使えるカメラを出してほしい。
1D系よりもお気軽に振り回せて、20Dより信頼できる。そんなカメラをCanonユーザーは待っているぞ。


 どんたくのジンクス 2005.05.04

例年「博多どんたくの時は雨が降る」というジンクスがあるが、今年は雲ひとつない五月晴れ。
なんでこんな時に、一日中うちにこもって仕事せにゃならんのだ。そう思ってMacの前で憂さ憂さしていると電話が鳴った。
今やってる最中の仕事についての確認だったが、なぜ休みの日に電話なんぞよこしたんだろう?
「もしかして休日出勤ですか?」
「最悪! 連休中全然休みなし! もう街をナイフを持ってうろつきたい気分!」
なんだかお仲間を見つけた様で、荒んでいた心がなごんだvv
連休中はどこに行っても人が多いしサービス悪いし道路も渋滞するし、フェリーは故障するし飛行機は雷に打たれてヘリコプターも墜落するんで、おとなしく家で仕事してる方がいいかもな〜v


 Marinoe独立11周年 2005.05.01

修羅場の中で迎えた11回目の独立記念日。
この一年、予定していたFlashや3Dの勉強、営業活動は遅々として進まないものの、ビジュアル方面の伸長は著しいものがあった。
おかげさまで今は好調だけど、仕事の浮き沈みの激しい業界だけに、今後はリスク分散する方向で仕事を増やしていきたい。
ぼくは藝術作品を創っている訳ではないが、自分の生きている証となる様なものを創りたいという気持ちは変わらない。まあ、平たく言えば、やっぱり自分の納得できる女性美を追求していきたのだvv しかし趣味だけで生きていける程、仕事は甘くない。その辺の兼ね合いが難しいところでもある。
とりあえず今は、目の前の仕事の山を片付けるしかないか。とほほ、、


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