楽屋話
Vol.4

まりりんのセラムンの思い出話しや、企画当初の楽屋話、撮影の裏話なんかをつらつら綴っていきます。
まりりんのセラムン愛を感じて下さい(笑)。

Index

Variety

楽屋話

 

 2004.02 ■衣装屋さんの苦労 .2005.01.31UP  
セーラー戦士の衣装は、まりりんサイドで製作してコスプレイヤーさんに支給すると決めていたので、前回も書いたように衣装は懇意にしている衣装屋さんに一括注文しました。
「戦士の衣装は統一感を出すために、同じ素材で色違い。動きやすいようにストレッチ素材で作れたらいいな〜。
あまりペラい生地じゃ安っぽいので、厚手の生地でお願い。バスト部分は生地を二重にしてアーマー感を出しつつ、パットが入れられるようにしてね。
あと、オフショットで戦士達の衣装交換とかやってみたいから、レオタード以外のパーツを互換性を持たせられる様な作りにしてくれるとありがたいなぁ」
と、衣装に関してはまったく無知なまりりんは、いきなりそんな難題を衣装屋さんにふっかけました(笑)。
衣装屋さんは縫製工場で働くかたわら、コスプレ衣装の製作をやっている方なので、腕はプロ級。でも、セーラー戦士の衣装は初めてだったらしく、お互いに「あーでもないこーでもない」と試行錯誤しながら製作を進めていきました。
衣装はオーソドックスに、初期戦士タイプでいくことにしていましたが、綺麗なラインを出すまでに何度も試作を繰り返しました。ストレッチ素材は断裁も縫製も苦労するらしく、しかも「スカートはプリーツでお願い」等と注文したので、余計に大変だったらしいです; ストレッチ素材はプリーツがかかりにくいらしく、プリーツ液にひたしながらアイロンで型をつけるという作業を何度も繰り返したと、後から伺いました。
製作が進むにつれて、レオタードを着てスカートや襟等のパーツを装着すると、トイレにいけないという問題が発生(笑)。
仕方ないので股部分を切って、そこにマジックテープを付けて開閉できるバージョンのレオタードを作りましたが、モデルさんが試着すると「股にテープのギザギザが当たってゴワゴワする」とクレームがついたので、 これはボツ(笑)。
結局開閉式は諦めて、「変身前にちゃんとトイレをすませといてね」という事で落ち着きました(笑)。
スカートのプリーツの流れもいろいろ悩みましたが、何度か試作を重ねて、中央から左右対称にヒダを作る事に決定。
そんなこんなで、まりりんのご無体な注文をこなして、最終的にはかなり綺麗な衣装を作って下さった衣装屋さんには、本当に感謝です。
2004年2月
コスチュームの生地と色の一覧見本。衣装屋さんには苦労をかけました。
Back<< Menu >>Next

Variety | Starring | Gallery | Report | Teleport | Top
Copylight 2004 Maririn.All Rights Reserved. Mail:Beauty-Q