センターコートで投げキッス
9th Oct.2004
ジャパンオープンの決勝戦は、2連覇を狙うマリア・シャラポアとダークホースで勝ち進んできたワシントンとの対決となった。
ぼくがシャラポアを初めて見たのは7月のウインブルドンでの杉山戦だったが、その時は単にノリにノッて勝ち進んだ17歳という印象が強かった。
だけど、今回のジャパンオープンでは、すでに女王としての貫禄さえ漂わせ始めているじゃないか。
先日も報道ステーションに出演してインタビューを受けていたが、17歳とは思えない大人びた発言にびっくり。
やっぱり技術だけじゃ世界は制する事ができないんだな〜としみじみ。
そして迎えた決勝戦は、6-0,6-1とあっけない程のシャラポアの完勝。試合開始からシャラポアは11ゲーム連取で、自分のサービスゲームではほとんどポイントを与えてない完璧さ。相手のワシントンは最後にようやくサービスキープできたが、その時はまるで勝った様な喜び様。
あまりに一方的すぎてシャラポアも拍子抜けしたせいか、終盤のシャラポアは雑なテニスになってしまったのが残念。観客も初めはシャラポアを応援していたが、最後はたまにしか出ないワシントンのウイニングショットに大歓声を送る始末。さすが判官びいきの国だ(笑)。
2連覇を決めた後は、シャラポアは観客席に向かって投げキッス。う〜〜ん。たまりません。
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